本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061492912
作品紹介・あらすじ
中世のイスラム社会には数多くの聖者が存在した。ある聖者は雨を降らせる奇跡を行ない、またある聖者はひとびとの病を癒した。やがて彼らは民衆を先導し、時の権力と拮抗しうる力を持ちはじめる-これまでは光の当たらなかったイスラム民衆の生き生きとした素顔を、聖者伝から読む。
感想・レビュー・書評
-
イスラムには聖者を作り出す公的な制度が存在しなかった。
イスラムの聖者の特色は聖者が神と人間の仲介者となり、罪の許し、救い、原生利益について神に執り成しをすることだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イスラムにおける「聖者」がキリスト教における聖者とは大きく異なる、というところから始まり、都市的なイスラムを土着宗教がどう受容していったのか、と発展していく。イスラムの聖者はすごくアジアっぽい。
-
<a href="http://www.bk1.co.jp/product/01325838"><b>イスラム聖者 奇跡・予言・癒しの世界</b></a><br>(講談社現代新書 1291)<br> 1996.2<br><br><br>これもまた品切れですね。<br>イスラームは、厳しい一神教と思われていますが、<br>その神との間を取り持つ「聖者」と呼ばれる存在があります。<br>この本で主に述べられている北アフリカのみならず、<br>イランや中央アジアでも多くの聖者廟が残されています。{04.11.12}
全4件中 1 - 4件を表示
著者プロフィール
私市正年の作品





