- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061493490
作品紹介・あらすじ
女でありたい男、男でありたい女。男が好きな男、女が好きな女。あなたの内側にも広がる「性の迷宮」とは?推理じたてで常識的二元論をくつがえす異色作。
感想・レビュー・書評
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セリフみたいなとこは全部飛ばしてしまった
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登場人物の性別を考えながら読み進めました。しかし、ジェンダーはめに見えないものもあるので、特定できた人は少なかったです。また、自分が様々な固定観念に囚われていたことにも気付かされます。性(ジェンダーとセクシュアリティ)を通して自分を見つめ直すのにもオススメです。
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せっかく女子大にいるのだから在学中にジェンダーを学ぶ努力を。平易で読みやすい文章、形而上形而下双方からの解釈ナド、初学者にも手に取り易い内容。
「性」を、性自認・ジェンダー・性的指向性の三点から捉えるというのは発見。
例えば女性同性愛者が皆、「心は男」だと感じているとは限らない、等。
生物学的性別とジェンダーが一致するとは限らないように、ジェンダーと性的指向性が一致することも自明ではない。
いずれにしても、少数派・逸脱の立場を〟多様性〝と肯定的に受け止めるには、ある程度「学術的」裏付けが必要なのだ。本人が自分に言い聞かせる限りは、言い訳の枠を出ることはできないのだし。
ただ、ある程度「同性愛」に偏見を持つ読者を想定して書かれているので、掘り下げたいのはそこではないのに、という思いも。 -
ゼミでジェンダー論を専攻するので導入の導入のために読んだ。普通に面白かったけど、めちゃくちゃ新しい発見があったわけではない。私はもともと同性愛とかに偏見が少ない方なので、筆者の「一般人はこういう偏見をもってるよね!」っていう姿勢に同意しかねた。
ジェンダー論を学ぶなら読んで損はないはず。 -
[ 内容 ]
女でありたい男、男でありたい女。
男が好きな男、女が好きな女。
あなたの内側にも広がる「性の迷宮」とは?
推理じたてで常識的二元論をくつがえす異色作。
[ 目次 ]
プロローグ 「本物の女」と「本物でない男女」たち?
第1章 ジェンダ-「男」と「女」の作られ方
第2章 セクシュアリティ-欲情の傾向と対策
第3章 セックスと性自認-「本物の女」「本物の男」とは?
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
授業の課題図書だったんだがこれはおもしろかった!
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個人的に、「性別」についての考え方を整理してくれた一冊。そんな堅苦しいこと抜きにしても興味深い内容です。
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やおい・腐女子とは直接関係無いけど、すべての人に一回は読んで欲しい本。性別って何なんだろう? わたしは本当に女(男)なのかな?
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かなり前に読んだものだから、実はそんなに内容を覚えていない。
悪くなかったとは思うけれど。
それでも、私にとっては特別な一冊。
なぜならアセクシャルについて最初に(かどうか知らないけれど相当初期に)書いてくれた本だから。
たった1、2行。それだけが見たくて読んだ。
Aセクな自分を肯定するための第一歩だった。
というわけで贔屓目の★4 -
読了:
収納:棚M1
著者プロフィール
伏見憲明の作品






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