新しいヘーゲル (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061493575

感想・レビュー・書評

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  • 近代が持つ様々な政治的、文化的、社会的イメージと、ヘーゲルの生み出した思想とがいかに重なっているかが分かる。
    現代においても学校や職場など建前上は近代主義の思想に満ち溢れている。近代的理性を持つ自由な意思の集合体が、素晴らしい社会や国家を形成するという。
    この建前が存在しなくなると、選挙制度すら足元を揺さぶられそうだ。
    いくらニーチェやキルケゴールやハイデガーたちが後世に現れて批判を繰り返そうとも、近代という思想はそれほど堅牢な思想だということだ。
    現在の社会制度を見る限り、根本的に取って代わる思想は存在しない。


    普段の身の回りの生活の影にヘーゲルがちらついて見えるようになった。

  • 在野のヘーゲル研究第一人者の手によるヘーゲルの入門書。冒頭でのヘーゲルに限らないアカデミズムに対する批判は痛快ですが、それでもやっぱり難しいものは難しいですよね。特に、『精神現象学』、『哲学史講義』、『歴史哲学講義』、『美学講義』あたりに関心のある方にはお勧めです。

  • 第三章まで読んだ。

    p36

    p67

    p68

    p77

  • 一応望みうる最もわかりやすいヘーゲルの入門書。わかりやすいといっても、これくらいには難しくはなってしまう。

著者プロフィール

1940年生まれ。東京大学卒業。著書「ヘーゲルの歴史意識」「格闘する理性」他。訳書フッサール「経験と判断」ハーバーマス「イデオロギーとしての科学と技術」他。

「2019年 『美術の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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