- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061493650
作品紹介・あらすじ
日常の平安をおびやかすさまざまな逸脱行動や組織の暴走…具体的事例をふまえつつ、常識ではとらえがたいその内実、法との関連、社会の対応など幅広い知識を提供する。
感想・レビュー・書評
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105円購入2011-10-19
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専門家が専門分野をわかりやすく解説した、古く良き新書って感じの新書。
けっこう昔に書かれた本だけど、未来予測がかなり当たっていて、先見の明に驚く。
専門家が、専門知識に基づいて、正しく考えたら、あまり間違えることってないのだろうなあ。 -
犯罪は必ずしも絶対的なものでなく相対的なものである。
時代、地域、社会状況において全く異なる。
殺人でさえもが戦場では英雄的行為とみなされる。
犯罪学について勉強したく読んでみたのだが非常に分かりやすく入門書に適していた。 -
面白い本だった。犯罪という感情的倫理的に許されざる事象に対して、「〜学」という客観的な立場からの解説。体系だってはいないが、入門として幅広く、そして日常では目にかからない内容が書かれている。《犯罪が犯罪とされるにあたっては、前提としてそれが法律で禁止されていなければならない》という引用が印象的だった。
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読みやすい文章、海外で研究をした著者の広い視野、みんなが思いこんでいるのとは違う統計結果を提示し、なるほどと納得させられるような本。入門書としては良いと思う。
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ただ「犯罪」という言葉に興味があるから買った本。全く興味のなかった組織犯罪について多くを知ることが出来た。特にトラヴィス・ハーシの社会的絆理論が興味深かった。他にも色々な犯罪について触れていたが、とりわけ少年犯罪、性犯罪についてより深い知識を得ることが出来た。
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犯罪の事例を調べたいという方にお勧め。
但し、深い考察を求めるとがっかりするだろう。 -
実例が多いので解りやすいといえば解りやすいかな。