黒い聖母と悪魔の謎 キリスト教異形の図像学 (講談社現代新書)

  • 講談社 (1998年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784061494114

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  • 教会などを飾るキリスト教美術の中でも、ちょっと異質な題材の紹介と解釈。
    そもそも教会装飾とは、文字が読めない庶民に、聖書のメッセージを伝えるために造られたという。そんな中でも、本書では、黒い聖母像、目隠しされた女性、悪魔、怪物(キメラ)、葉人間(葉や蔦にくるまれて、目だけを出している人間像で、これは面白かった)など、一種異様な図像を紹介し、隠れたメッセージを解き明かそうとする。ニッチで特異な題材なので、キリスト教史の事前知識は不要。図版も多いので、「何故にこんな代物ができるのだろう?」という不可思議感溢れる異空間散歩が楽しめる。

  • [ 内容 ]
    目隠しされた女性像、黒い聖母、悪魔、葉人間―大聖堂の奇怪な図像はなぜ生まれたのか。
    もう一つのキリスト教美術を鮮やかに解読する。

    [ 目次 ]
    1 悪魔の出現とその形態
    2 ロマネスク美術と『黙示録』
    3 右と左の序列―左は悪い方向
    4 謎の黒い聖母像
    5 『旧約聖書』伝壁画のなかの横顔像
    6 目隠しされた女性像―シナゴーガ表現
    7 「葉人間」の正体
    8 怪物ガルグイユの象徴的意味
    9 一角獣のタピスリーの意味

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