- 本 ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061494268
感想・レビュー・書評
-
1998年に刊行された本で、当時ようやく多くの人びとが利用しはじめたインターネットの普及によって、世の中にどのような変化が起こるのかを説いています。ただ、さすがに内容が古びている印象は否めません。
著者は、インターネットを利用してオーストラリアに中古4WD車を輸出する会社を興したひとや、JW_CADをフリーソフトとして公開した製作者などに取材し、今後より活発になっていくと思われる、ひとや情報の新たなつながりについての展望を語っています。
「YAHOO!」という検索サイトの画期性が論じられていたり、「Amazon.com」によって本の流通に革命が起こったことなどが語るべき話題としてとりあげられたりしています。ほかにも「テレホーダイ」といったことばも出てきて、懐かしくなります。
これまで「モノ」と「カネ」を中心に動いてきた世の中が、インターネットの登場によって「個人」と「情報」の新しいつながりが生まれ出ているということが語られており、インターネットに対する当時の熱気を感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1999.08.27読了)(1999.07.30購入)
「情品経済」の仕事力
(「BOOK」データベースより)amazon
モノとカネで世界が動く「商品経済」から、情報と人の情が地球を結ぶ「情品の時代」へ。ビジネスが変わる、人生が変わる。 -
山根一眞のデジタル「啓蒙」の時代から、
大きな変化を迎えているが、
あまり声を聞かない。
最初に読んだときは、刺激的であったが、
現在は少し変化している感じがした。
それは、デジタルエイジの成長に
よるものだからかな。
少しトーンダウンをしている。
新しい展開の遅れともいえる。
つまり、インターネットの活用は、
急速に進んでいるともいえる。 -
[ 内容 ]
モノとカネで世界が動く「商品経済」から、情報と人の情が地球を結ぶ「情品の時代」へ。
ビジネスが変わる、人生が変わる。
[ 目次 ]
1 デジタル商人へ
2 通信革命の魔術
3 机上の大植民地
4 金銭ぬきの経済
5 紙を捨てた新聞
6 家庭会社の誕生
7 不況脱出への道
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
これももう、少し古いのかな。
従来の「商品経済」を簡単に説明した後、ITの普及による情報が商品になる経済への移行と、その利点、問題点を分かりやすく解説。
第三次産業革命といわれる情報化、情報化情報化といわれてて、一体何が変わっていくというのか、ということを書いてらっしゃいました。
山根一真の作品





