最新・世界地図の読み方 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 84
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494640

作品紹介・あらすじ

地図的想像力を身につければ新しい世界が見えてくる-二一世紀の国際社会がわかる画期的入門書誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 地図から生まれるしなやかな発想
    民族と国境の世界地図
    海洋と環境の世界地図
    通信と交通の世界地図
    経済と金融の世界地図
    紛争と緊張の世界地図

    著者:高野孟(1944-、東京都)

  • 絶版/アマゾンマーケットプレイスで購入。
    「デザインのデザイン」の参考文献

  • ある本の中で紹介されていたので読みたいと思ったが品切れ。気長に探す。

  • 内容は十分に考えさせられるが、筆者が若干反米気味。
    なにかにつけて米国批判をおこなうのは
    ちょっちいただけない。

  • 9年前に書かれた本ですが、GMなどビッグスリーの経営危機、米国一国支配の終焉予測など全く古さを感じさせないものでした。地図の見方を昔のメルカトールなどいろんな図法から始め、東を下にして日本を底においた場合の地図の面白さ、また現在の国境の意味、民族、海洋と環境、通信と交通、経済と金融などの観点から読むと以下に違ったものになるかを興味深く書いています。旧ユーゴの内戦については、セルビアが一方的に悪者にされているということで、1000年を超える各民族の歴史の詳細な説明、およびクロアチア、スロベニア独立に際しての西洋諸国の経済的な思惑による介入などにより、振り回されたという根深い背景と各国の勝手な都合というものを痛感しました。そのことが表面的にしか報道されていないことを日本人は知らないのが現実です。著者が大手前大学の12月6日講演会で講師を勤め、会うことになったために読んだものです。

  • 特に何を思うでもなく眺めた世界地図。右に90度反転させると、180度ひっくり返すと、ある一点に着目すると、それまで見えていた様子と違って見える。地図は、見知らぬ世界へ向かって空間や時間を超えて想像力を拡張するためのまたとないツールである。歳を重ねた今、政治的、経済的、戦略的、歴史的、地質学的な見地から地図を見ると、この世の中のこと少しずつ読めてくる。地図を見るでなく、読む。想像力を働かせて新しい世界像を広げる旅にでれるのだ。
    という冒頭から著者の地図の旅に付き合う。政治、民族紛争や、経済、人口など、あらゆるこの地球のことが網羅されている内容の濃さと、視点に気づかされることが多い。なかでも、「地図を縦にすると日本はユーラシア大陸のパチンコの受け皿になる」という見方はすごく興味深い。拒絶や支配でなく受け入れるしなやかさや、共生するという発想があった日本という国の成り立ちがわかるようであるし、日本人のDNAの型番の種類が世界で最も多いというデータもあることから、受け皿になっていたのは間違いないのだろう。少し古い本だから、数字のデータは参考にならないが、当時の、過去の日本人の有能さというのが、ここでもわかったが、いつの世も足を引っ張るのは政治なのだなあと思わざるを得ない。ただ、だからこそ逆境から強さが生まれるのかもしれない。当時より政治も経済もクソのこの現代は、新たな飛躍のチャンスがあるのかもしれない。

  • 刺激を受けた。
    地図を通して見えてくるものがこんなにあるのか!と言う事そしていかに自分が世界の事 政治経済に土地や民族の事..等々 に疎いという事を知る。


    なんと言うか そうなのだ。
    ある意味 色々と思う所有りで、そもそも開高健の本を読んだらこの本の事が書いてあって、なんと言うか、さらっと世界の事、国際社会政治経済etc...の事なんかを息巻かないで言える男子はカッコいいだろうなぁーとか思ってしまう...ちょっと憧れ...

  • 国際社会をよく理解するために
    国境、紛争、金融、通信
    新しい地球が見えてくる

    地図的想像力を身につければ新しい世界が見えてくる――21世紀の国際社会がわかる画期的入門書誕生!

  • 大学で高野先生の授業を受けているのですが、発想の転換によって価値観がどんどんひっくり返されていくのがとても面白くて爽快です。
    この本に載っている世界地図の読み方で今まで持っていた固定観念とか常識を木端微塵にされちゃってください。
    現在は絶版になっているのですが古本屋さんを探し回って手に入れたいです!

  • 世界地図に基づく様々なデータの解釈。
    日本の文化のルーツやGDPを国別に面積比にしてみたりとその基準は多岐に及ぶ。
    ただ、10年前の本なので、今読むには古い印象を受ける情報ばかりだが。

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著者プロフィール

1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時にニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に㈱インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。94年に㈱ウェブキャスターを設立、日本初のインターネットによる日英両文のオンライン週刊誌『東京万華鏡』を創刊。08年に《THE JOURNAL》に改名し、現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてインサイダーを主コンテンツとする週刊メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を発信中(購読はhttp://bit.ly/vmdxubから)。
主な著書に『東アジア共同体と沖縄の未来』『アウト・オブ・コントロール』『民主党の原点』(以上共著、花伝社)、『滅びゆくアメリカ帝国』『沖縄に海兵隊はいらない!』(以上、にんげん出版)、『原発ゼロ社会への道程』(書肆パンセ)等。

「2020年 『安倍政権時代 空疎な7年8カ月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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