日本の地霊 (講談社現代新書 1481)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494817

作品紹介・あらすじ

東京、大阪、神戸、広島-都市の伝説を掘り起こし、日本近代を捉え直す新しい試み。

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ「仁」のオープニングで、昔の白黒写真と、同じ場所の現在の写真が交互に出てくる。私はこれを見ると胸がキュンとするというか涙腺が緩んでしまう。
    そのような気持ちが本書を見つけたのであろう。

  • 国会議事堂の屋根から話が始まる。そして、議事堂は伊藤博文の霊廟だと結論を持っていく。色々な資料で説明するからそうかと思ってしまうが、あくまでも仮説である。筆者は、地霊とは、ある土地から引き出される霊感とか、土地に結びついた連想生、あるいは土地がもつ可能性といった概念と定義つけている。その中に、その土地のもつ文化的・歴史的・社会的な背景を読み解く要素も含まれる。原子力発電を設置する土地にも当然地霊は存在する。

  • (後で書きます)

  • 2冊

  • 地霊というのはその土地その土地の見えざる「力」のようなものでしょうか。
    あらゆる建築は建築家の力だけではなく、その土地の持つ力によってうまれるのです。

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著者プロフィール

復旦大学

「2021年 『Linguistic Atlas of Asia』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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