- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061494831
作品紹介・あらすじ
解消しにくい悩みや心の問題にどう対処すればいいのか。実行しやすく効果の大きい方法を提示。
感想・レビュー・書評
-
クライエントが、自身の問題とトコトン向き合ったり、正面から対決したりすることが、回復の王道だと思っていた。よってセラピストの仕事は、そこに導くガイドであると。
けれど、それではうまくいかないクライエントに遭遇した。クライエントはよくなるどころか、ますますしんどくなっていく。どうすればよいのかわからなかった。セラピストとして、壁にぶちあたった。
そんなとき、本書を読んだ。「ああ、これでいいのか…」と思えた。視界がちょっと開けてきた気がする。
患者さんのセルフヘルプとかにもいいと思う。本書を読むだけで実行できるように、出し惜しみなく書かれている。専門用語は使われていない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
諸富さんの本に出てきたので。
悩みは自分と切り離して、距離を置いて見られるようになればいい。自分の内側にあるのだけれど、悩み=自分ではないということをわかるだけでも、楽になるのだなぁということがわかった。
なぜ?と理由を探さない。
考えるとねずみ算式に悩みは増える。
ただ、こんな悩みがあるんだって受け入れるだけでいい。
いま、久しぶりに何も思い悩んでない。
思い浮かんでしまうことはあるけれど、それはそれでいいんだって、ずっと考え続けずにすんでいる。
あぁ、なんか楽だなぁ。 -
忙しいと心が乱れるから、余裕を持つ。心にも余裕が現われる。