アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 293
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061495012

作品紹介・あらすじ

ポーからパワーズまで、著者自ら訳し、語る、待望の本格的講義。

感想・レビュー・書評

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  • これは好みが分かれる本だと思いますが、アメリカ文学が好きな方には相当面白い文学というフィルターを通した思想史だと思う。

    柴田正幸氏の読書量には平服するばかり。尊敬しています。

  • 2011/12/1購入


  • ‪象徴として立ち現れる事物を軸に、様々な作品を比較。その中からアメリカ文学の特徴を洗い出している。しかも口語体だからわかりやすい。‬これからアメリカ文学に触れようという人に特にオススメ。

  • なんか私が読んだのと表紙が違うな…。まぁいいか。

    この本を元に何冊か読んでみたい本が出てきたので、今年頑張って英語で読みたいと思います。

  • たいへん楽しく読んだ。エピローグでの、「『面白い』『面白くない』を唯一の基準に小説を読むことが悪いとは全然思っていない(というか、それ以外で小説に対して失礼にならない読み方なんて思いつかない)」という言葉と、それに続く「小説のなかの人物たちが〈他者〉を消費することについて考えようとするなら、少なくとも、なぜ自分がこれを面白いと思いあれをつまらなく思うのか、それもあわせて考えてみるべきであろう」の言葉に、軟弱な小説読みである私はいやに慰められた。

  • アメリカ文学が多様に価値あることがひしひしと感じられる本。切り取り方、いろいろな小説をコンパクトに比較し、魅力を抽出している。小説の力を体感できる本。

  • 自分一人では手に取らないような、出会いがないような作品を齧ることができた。違う作品を同じテーマに沿って比較する、文学の見方の一つを知れた。

  • カーヴァーなどの魅力。

  • 数々のアメリカ文学の優れた翻訳で知られる翻訳家・大学教授である柴田元幸によるアメリカ文学を巡るエッセイ。一応、幾つかのテーマを設定し、複数のアメリカ文学作品を紹介しつつ、アメリカ文学の本質に迫る。

    フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』に代表される家を建てることへのこだわりがWASP男性の自己実現欲求を投影したのであるという論考など、アメリカを知れる一冊。難しくないので、気軽に読めるのも良い。

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著者プロフィール

柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年東京都生まれのアメリカ文学研究者、翻訳家。東京大学文学部名誉教授。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。
2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。マーク・トウェインの翻訳に、『トム・ソーヤーの冒険』『ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―』(新潮文庫)、最近の翻訳に、ジャック・ロンドン『犬物語』(スイッチ・パブリッシング)やレアード・ハント『ネバーホーム』(朝日新聞出版)、編訳書に、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(研究社)など。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌Monkey Business 責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。

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