- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061495968
作品紹介・あらすじ
失敗をきちんと知識化することで、創造も生まれるし、大失敗も防げる。失敗を避けられない時代に必須の新しいものの見方、考え方を説く。
感想・レビュー・書評
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会社でミスをするとこの本を買わされて、読む本。
ミスをした回数だけ本を買わされるので、2冊ほど持ってますw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書では、起こしてはいけない失敗(人命に関わるもの)をどう防ぐかを解説すると同時に、新しいチャレンジに付きまとう失敗を前向きに捕らえ、どう生かせばいいかを示唆。エンジニア諸氏に薦める。
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シナリオ、上位概念と下位概念
うまくいく方法はどこも異なっているが、失敗するパターンはすべて互いに似かよっている -
著者が原発事故調査委員会のリーダーになるということで、twitter界隈で話題に上り、東大出身の学者等がよくほめていたため、どんなものかなと思ってamazonで安くなっている著書を探して三点ほど購入。この本に関しては、一般向けの読みやすい内容。具体的なエピソードはさほど多くなく、やや抽象的、精神論的になりがちか。この辺は他の著書を読んで補うべきかも。まあ、「失敗を生かす」なんて言われなくても誰でも意識するだろうが、その意識レヴェルを一段くらいはあげてくれるかもしれない。MITに行くと誰でも英語が上達したと錯覚してしまうという体験、これはよくわかる。相手の理解力が高いだけというおはなし。
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序章 失敗するということ
第1章 まず失敗する、そこからすべてが始まる
第2章 失敗を生かす仕事術
1 自分でシナリオをつくる
2 知識を有効に使うには
3 いろいろな立場でものを見る
4 失敗の仕方
第3章 失敗を生かす組織運営
1 失敗を認める組織づくり
2 失敗はトップダウンで、創造はボトムアップで
3 マニュアル化の問題
4 失敗を隠す、失敗を見せる
終章 失敗を見る文化 -
視座の高い内容だった。
仕事に生かせるとすれば、失敗(うまく行かない)したときに、どれだけ早く上司とかに相談できるかとかだと思う。
以下、印象的なシーン
1. 会社から任されている仕事は一部のパートに過ぎないとしても、例えばその中でも狭い範囲ではなく全体を見ながら自分の仕事を学んでいくような視点があるとないとでは、仕事のプロセスも結果も全く違ってくる。
→その通りだと思う。展開を見据えた開発を進めていくのか、今着目している物事に特化した開発をするのかでは成果物は大きく異なると思う。
2. その人たちが思い切って開き直ることができて、このままでは必ず失敗してしまうからなんとか対策を打ってくださいと、もしも事前に一言言い得たならば、たったそれだけのことで結果はずいぶん違った方向に向かう。全ての責任を自分で被るようなスタンドアロンの状態には決してならず、組織が相手でも時に開き直る勇気を持つことは、厳しいプレッシャーに押しつぶされることなく自分を守り続けるためにも重要な心がけ。
→たぶん、うちの会社はこれが言いやすい場づくりはできていると思う。でも自分含めてなぜか言えないことが多い。うまく説明できずにあきらめがついてしまっているのか、そもそも言おうとしてないのか、結構自分の課題だったりする(そういうことを考える時期に突入している) -
序章 失敗するということ
人は誰でも失敗する
失敗を生かす
第1章 まず失敗する、そこからすべてが始まる
仕事と年収
定式をつくる人・なぞる人
制約条件
自分の影におびえるな
偽・真のベテラン
安全な道→一転危険な道
第2章 失敗を生かす仕事術
1 自分でシナリオをつくる
2 知識を有効に使うには
3 いろいろな立場でものを見る
4 失敗の仕方
第3章 失敗を生かす組織運営
1 失敗を認める組織づくり
2 失敗はトップダウンで、創造はボトムアップで
3 マニュアル化の問題
4 失敗を隠す、失敗を見せる
終章 失敗を見る文化 -
105円購入2012-04-09
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220ページ