企業を高めるブランド戦略 (講談社現代新書)

  • 講談社 (2002年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (222ページ) / ISBN・EAN: 9784061496248

作品紹介・あらすじ

企業の価値と信用はこれで決まる!

現代のブランドは企業の「資産」である。
それを育て上げ、競争優位と顧客の信頼を得るには何が必要か?

ブランドは意図的に育てるもの――「強いブランドとは優れた経営の結果であって、それ自体は管理すべきものではないのではないか」という考え方がある。たしかに日本の長い商取引のなかで、「三越」のような伝統的なブランドがいくつも形成されてきた。
しかし今日では、ブランドは自然に形成されるものではなく、意図的に育てなければならない対象であり、そこにはブランドを効果的・効率的に構築するための戦略性が必要なのである。グルメコーヒーの「スター・バックス」などに見られるように、今日ではブランドを短期的に育成し活用していくような経営・マーケティングが競争優位をもたらす市場状況が出現している。
ハッキリ言えば、「よい品質の製品を提供していけば自然にブランドは育成される」という考え方自体が修正を迫られているのである。――(本書より)

みんなの感想まとめ

ブランド戦略の重要性を深く理解できる一冊で、古典的な理論から現代の実践まで幅広くカバーしています。読者は、ブランディングの基本概念や全体像を、具体的な事例を交えながら学ぶことができ、理論と実践のバラン...

感想・レビュー・書評

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  • 古典的なブランド戦略から現代企業のブランド戦略まで、基本的な知識を丸々押さえられました。

  • [ 内容 ]
    現代のブランドは企業の「資産」である。
    それを育て上げ、競争優位と顧客の信頼を得るには何が必要か。

    [ 目次 ]
    序章 なぜブランドが重要なのか
    第1章 ブランド戦略とは何か
    第2章 新しいブランドをつくる
    第3章 成熟ブランドを活性化する
    第4章 企業ブランドのマネジメント
    第5章 ブランドコミュニケーション
    第6章 企業戦略とブランド
    第7章 ブランド戦略の応用課題
    第8章 ブランドのケース・スタディ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ブランディングの基本と全体像がわかる良本。
    理論と実践(事例)のバランスが良く、理屈倒れではないブランディングの原理・原則を概観で学べる。新しい本ではないので最新のテクニカルな記述はないが、小手先を弄する方法を説明する本ではないので、この本にとってそこはネガティブではない。この本を起点に自分が興味・関心のあるスペシフィックな本へと進む前提で最初に読む本としてとてもよかった。

  • ブランドに関して、基本的な概念を、事例を交えて説明している良書。出版されてかなりの時間下経過しているので、扱う事例の古さは免れない(特に、マーケティング関係の書籍には、この問題がまとわりつく。版を重ねていかないと、すぐに「陳腐化」していく)が、要領良くポイントをついて説明されている。内容も今となっては古くなっている部分もあるが、基本的なところは変わっていないので、勉強になる。

  • ブランディングの教科書の様な一冊

  • ブランディングについて、ブランドとは?に始まり、具体的なブランディングの手順やフレームワークをわかりやすく解説しています。巻末にはグローバル企業のケーススタディも載っており、それまでの内容の復習ができます。新書サイズなので持ち運びも楽です。

  • 初心者の私には言葉が難しくて、全体的に理解しづらかった。上級者向けのブランディング論という感じ。
    ソニーの盛田氏の話は、商品を売る事とブランドを売ることの違いが良く分かる事例でした。

  • ブランド理論の入門書(一冊目等)には適していないと思う。
    ブランディングについて多少なりとも考えた経験がある人にはいい本な気がする。

    低評価をつけた理由は
    ・定義の曖昧なままカタカナ語を多用
    ・理論やブランディングのプロセスについての説明が各々重複していることも多く、そのため納得感がない
    ・また、説明や理論の要素に不足があると感じる場面も多い
    ・章に連続性がなく、唐突な感じがする
    ・ブランド理論に関する説明の場面で事業戦略の範疇から記述があり、レベルが混在していて違和感がある
    など、全体ではなく一部だが見受けられ、
    ブランド理論については詳しくない身として響かなかった。

    ただし、ある程度ブランディング分野の知見を深めてから読むといい本だと思えるのかもしれない。

  • 前回、ブランディングに関する本を紹介しました。

    前回ご紹介した、コーポレートブランディング格闘記
    は、BtoBの中小企業においての
    ブランディングを脚本形式で紹介したものです。


    本日ご紹介する本は、

    ブランディングを幅広く捉え、
    いろいろな視点から議論された
    とても参考になる1冊です。

    ポイントは
    「対話」

    新しいブランドを確立するには
    常に対話が必要です。

    商品そのもので対話する場合もありますし、
    広告やPR、もしくは社員が他社と対話する場合もあります。

    重要なのは、一貫して、常に対話することです。


    「ブランディングは長期の仕事」

    ブランドへの取り組みは、すぐに結果がでるわけではなく
    長期の仕事になります。
    売り上げの短期追求とは相反するものです。
    長期と短期、どちらが優先されるかと言うと、
    短期です。

    しかしながら長期で見た場合には、メリットが大きいのが
    ブランド戦略です。

    長期的に取り組むことが重要です。


    「戦略移動」

    いきなりブランドができあがる訳ではありません。
    それなりのブランドが確立するには、筋道があります。

    例えば、無印良品の場合、
    最初はコストを全面に出し、次に流通を得意とし
    最後にブランドを確立しました。

    どのような筋道で、ブランド確立までもっていくか
    を考えて、長期の計画で取り組みましょう。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ブランド戦略=ブランドの価値を高める目標を優先させてマーケティング活動を計画、実行すること
    企業にとって、新製品を市場に投入することは企業が存続するための生命線
    新ブランドを実現する筋道には、常に「対話」=コミュニケーションが必要
    企業ブランド=「その企業が何ができる企業であるか」を消費者に示している
    ブランド戦略はトップの仕事=ブランド戦略は売り上げの短期追求と矛盾する
    ブランド価値=初期開発費用+プロモーション費用
    顧客がどのような存在か、それを「解釈する」ことがマーケターの本質的な課題
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    序章 なぜブランドが重要なのか
    第1章 ブランド戦略とは何か
    第2章 新しいブランドをつくる
    第3章 成熟ブランドを活性化する
    第4章 企業ブランドのマネジメント
    第5章 ブランドコミュニケーション
    第6章 企業戦略とブランド
    第7章 ブランド戦略の応用課題
    第8章 ブランドのケース・スタディ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/d2992e52a9a6098b.png
     

  • ケースメソッドのように多くの事例をもとに、ブランド戦略の効果を実証しているので分かりやすかった。P&Gのブランド・マネジメント制度などは、ブランド構築の成功例ともいえる。ブランド構築は企業が危機に直面した際に、迅速に進めるべきものであると感じた。

  • ブランドに関する様々な概念を紹介し、具体的な実例に当て嵌めて説明しています。 さすがに実務経験に裏打ちされた知識だけに、全体的に非常に分りやすいのですが、所詮は概念であるが故に抽象的な言葉が頻出しているような印象を受けてしまい、結局はどういった概念かを途中で忘れて何度か読み返してしまいました。ブランドの何たるかを知ろうとして読み始める初心者を対象とした場合、こういったマーケティングの本の宿命かもしれませんけど。
    ただ、具体例やケーススタディも豊富なので、考えながら読むには最適の入門書だと思います。

  • マーケティング学者田中洋氏が10年くらい前に書いたブランド論。 ブランドの重要性、 ブランド戦略、ブランド・マネジメントといったサブジェクトに分けて概括的な解説がなされている。非常に幅広いテーマを切れよく扱っており、研究者としての著者の力量がうかがえる。事例を豊富に取り入れているので読者も具体的なイメージを持ちながらブランド論を学べると思う。あとがきに上原先生のお名前を見つけ、懐かしさを覚えた。

  • ブランド戦略とは何ぞやという初歩的なところから書かれていて分かりやすかった。また、最後の方で、著者のおすすめするブランド戦略に関しての本が紹介されている。

  • どちらかといえば実践的なブランド論。新書なのでわかりやすく書かれている。

  • ブランドについて、はじめから学びたい人には、
    特にお勧めできる内容。

    昨今ブランドの重要性は、あちこちで叫ばれている。

    そもそもブランドとは?から始まり、
    新規ブランドの立ち上げ
    成熟ブランドの活性化
    コーポレートブランド
    ブランドのコミュニケーション
    などなど、ブランドに関して、実に幅広く記述されている。
    読者の問題意識によって、重きを置く場所は変わるであろう。


    実際の企業における実例も踏んだに用いられているので、
    分かりやすく、理解に進みやすい。

    結果論と揶揄されることもあるブランドではあるが、
    成功しているメガブランドは決してそうではないことも分かる。

  • 大学院の授業で著者の授業を履修している関連から購入したもの。

    ブランドの定義・位置付けから育成手順、そして「成熟ブランド」の活性化まで豊富な事例をその都度例示し分かりやすく書かれている。また、著者が学生と関わった修士論文の内容もコンパクトに記されている。

    自社のブランドを見直す際やブランドとして成立しているかを確認する際に読むのがお勧め(ブランドは結果論との意見があるがまず一度読んで欲しい)。※(当方は授業でインタビューした企業のケースを考える際に参考とした)。

  • 書き方が難しすぎて途中で挫折・・・

  • PRプランナー試験の参考図書。
    ブランドについて書かれている。
    感想はまあ普通

  • いいものを作ればいいってことではない。もちろんそれが前提だけど。。どう発信してくかを考えなきゃいけないよなあ

  • ブランドの基本がつまってる。
    先生いわく、ブランドだけ勉強しても意味が無く、その前提にあるマーケをしっかり勉強しなさいとのこと。
    確かに。

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著者プロフィール

東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
現在:淑徳大学教授
専攻:教育法規・憲法学
主な著作 内山絵美子・坂田仰・田中洋・山田知代(2023)『保育士・教員のための憲法』八千代出版

「2026年 『教職概論 教職に就くことを志すあなたヘ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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