スポーツを「視る」技術 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496309

作品紹介・あらすじ

勝者には勝者の理由がある-プロ野球、サッカー日本代表など、トップに立つための技術と戦略を検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 時間があれば

  • 『つながる読書術』から。そうか。勝手に思い描いた内容としては、このスポーツはこんな風に見ればもっと楽しめますよっていう、その指南書かと思ってました。でも実際は、作者が記者としての”視”点を披瀝することにより、いかにしてスポーツ記事が書き上げられるかについての解説書。思っていたのと違うっていうのと、新書の形態をとって入るけど、実は雑誌みたいな内容っていうのがあって、あまり好きになれない作品でした。

  • スポーツの奥深さが分かります。
    これで広島の前田選手のファンになりました…。

  • 著名なスポーツ選手のインタビュー集。
    視る技術というよりも、著者の視点を見て欲しいという書きっぷり。帯に若干騙された感。
    ただこういう視点でスポーツを見られると、今よりもっと楽しめると思う。

  • スポーツをするのも視るのにも、殆ど興味のない僕のような人間でも、思わず「スポーツを視てみたい!」という気持ちになる本だ。プロスポーツの巧拙は、運動神経や天性の才能の有無で片づけ、思考停止に陥りがちだけど、スポーツにおいて、戦略、戦術、技術を磨くのに、たゆまぬ努力と深い分析能力が不可欠であることがわかる。

  • スポーツライターの第一人者が過去に雑誌に寄稿した文を新書にまとめたもの。視る技術自体の解説というより、著者の技術に裏付けられた取材やインタビューの粋を集めたもの。野球、サッカー、格闘技、陸上等等、幅広いターゲットたが、猪木のはなしが面白かった。

  • [ 内容 ]
    勝者には勝者の理由がある―プロ野球、サッカー日本代表など、トップに立つための技術と戦略を検証する。

    [ 目次 ]
    第1章 プロ野球を語る視点(指揮官とは何か―西武・伊原春樹監督の発想法;メジャーリーグの流儀;孤高の天才打者―前田智徳という精神性)
    第2章 サッカーを語る視点(トルシエ・ジャパンの総決算―日本代表全四戦の軌跡;これが世界の戦いだ―ゲームの語り方;川淵三郎インタビュー―ジーコへの期待、改革への志 ほか)
    第3章 歴史を変える者たちへの視点(高橋尚子―シドニー五輪金メダルを決めた「勝負の分かれ目」;原田雅彦―長野五輪を制した波乱万丈のジャンプ;徳山昌守vs.名護明彦―「距離」を破れなかった挑戦者 ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • (新書 - 2002/10)

  • 面白かったのは序文だけ。観戦のプロだけが持っている極意の片鱗を見せてもらえるかな、と勝手に期待して読んだんですがね……。ただのインタビュー集でした。

  • テレビなどでもおなじみのスポーツジャーナリストの二宮清純氏の独特の視点が面白いです。

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著者プロフィール

(にのみや せいじゅん)1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。株式会社スポーツコミュニケーションズ(http://www.ninomiyasports.com/)代表取締役。『最強のプロ野球論』『プロ野球の一流たち』(ともに講談社現代新書)など著書多数。

「2014年 『プロ野球 名人たちの証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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