- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061496415
作品紹介・あらすじ
デフレ、株安、失業。「専門家」や政府の見解は本当に正しいのか?読めば必ずわかる超入門!
経済を正しく理解するには、やはり、経済学の助けが必要です。市場の働きとは何か、政府の機能とは何か、貿易の意義とは何か、不況はなぜ起きるのか、そのときに必要な政府の政策とは何か……等々に関して、これまでの経済学の蓄積を無視して、正しい理解を得ることはできません。本書も、それを大いに利用しています。
にもかかわらず、本書は単なる経済学のテキストではありません。経済学のテキストとは、経済学を理解するためのテキストです。しかし本書は、あくまでも「現実の経済」を理解するための本だからです。 ――(本書より)
感想・レビュー・書評
-
経済がどういうものか、とてもわかりやすく教えてくれる初心者向けの本でした。
経済全体はどう見ればよいのか、デフレとはなんぞや、政府がおこなうべきことや現状とは。
ブックオフで三百五十円。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔政経で習ったレベルを復習するのにちょうど良い本。
もう少し中身のレベルが難しくても良かった。 -
この本は、最小限の経済用語と普段使われている言葉で経済に対して苦手意識のある人や、初学者向けに書かれています。経済学の説明というより、経済学で学んだ経済用語を使って経済の現状について説明を加えている本です。用語の意味が分からなくても読み進められるように分かりやすく書かれているのが特徴です。
-
ところどころ分かりにくいところもあったけど、それは自分の理解力のせい。基本的に、経済学の何たるかを示すという点では、タイトルは的を射たものだと思える。自分的に、最後の10ページくらいにかなり示唆に富む部分が見受けられたけど、完全理解にはもう一歩、って感じなのがちょっと歯痒い。この部分を繰り返すより、他の観点の同系統書を読んでみよ。
-
世間に流布するインチキ・エコノミストを暴き、経済学的思考の重要性を提唱しています。
本書はその基礎の基礎といった入門書という位置づけでしょうか。
とても説明が分かりやすいので、経済学にアレルギーある人にも、いやそういう人にこそオススメです。 -
[ 内容 ]
デフレ、株安、失業。
「専門家」や政府の見解は本当に正しいのか?
読めば必ずわかる超入門。
[ 目次 ]
第1章 経済を知ることがなぜ必要か―「失われた十年」を振り返って
第2章 経済のなりたち―生産と支出の循環
第3章 市場とは何か
第4章 企業と金融
第5章 政府の役割
第6章 グローバル化する経済
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
岩田の「経済学を学ぶ」と同様平易なことばで経済学について解説されている。キーワードとしてでてくるものは岩田の書物と同様であり、少しずつ経済学の基礎が頭にできてきているのではないかと思う。
-
「GDP」
「比較優位」
「フリーライダー」etcこれらを人に説明できますか?
経済って抽象的でわかりにくそう…と、少しは勉強しなきゃと思いつつもなかなか手をだせない人におすすめ。
具体的に書かれていてとてもわかりやすい。
金融とは何かもわかりやすく書いているので、日経を読むためにもおすすめ。
公務員試験を受ける人、マクロ経済を勉強するまえに一度目を通しておくとわかりやすいと思うよ!
ただしミクロ経済についてもうちょっと書いてほしかった…かもしれない。
個人的に印象的だったのは
・利潤追求と公益は背反するものではない。なぜなら利潤が生まれる→需要がある→社会で必要とされているということだということ。
・官僚主導によって日本経済をだめにしたと言われているが、果たして本当にそうか?
今までずっと官僚主導でうまくいっていたわけで、この考え方には疑問が残るということ。(官僚制論でもやったなーw)
理論としては経済学も面白そう。 -
非常に分かりやすくて読みやすい。
経済学者はオウムのように需要と供給というがそのくらい大切。
社会主義経済というのは全てがお役所仕事。
US共和党は常に減税で小さい政府を目指している。
国際経済は強さは比較優位で測ります。だからアフリカよりも日本が劣っているところなんてたくさんある。 -
経済入門書。
かなーりわかりやすい。
著者プロフィール
野口旭の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





