会社を変える戦略 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496422

作品紹介・あらすじ

戦略的コスト削減とは何か。「選択と集中」実行のツボは。最新経営手法を上手に使って強い会社に変える、エグゼクティブ必読の超具体策。

感想・レビュー・書評

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  • この本も絶版だけど、教科書に指定されていたので、古本で読破。

    すごいいい本。だけど、とても難しい(自分には)。
    フレッシュ・ヤマモトという架空のアメリカ企業(業態:スーパー)を
    経営改革していく物語。
    そう、これ物語なのです。
    なのに、内容が濃すぎて、読みにくい…。
    物語の必要はなかったのではないかと思わされるくらい、
    色々なエッセンスの詰まっている経営本です。

    何度も何度も読み返して、
    そのエッセンスを掴み取っていくべき本かと思います。

  • 気になったところを箇条書き
    * SCM(サプライチェーンマネジメント)
    供給から顧客までを無駄なくする
    * BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)
    ゼロベースでビジネスのプロセスを見直すこと
    * CRM(Customer, Releationship, Management)
    顧客情報を活用してマーケティングをする
    * メガコンバージェンス
    中抜きしてWinner All Takeにすること
    * コアコンピタンス経営
    差別化できる核となるもの
    * フリーキャッシュフロー
    回収したキャッシュから投資のキャッシュアウトを引いたもの
    * ROE
    株主資本をどれだけ効率的に使っているか
    * PPM
    プロダクトフポートフォリオ 市場成長率と相対マーケットシェアで分ける
    * コーポレートガバナンス
    中古市場のような情報非対称をできるだけ解消する
    * 人のマネジメント 4つが必要
    何をするのか?ミッションの明確化
    ミッション達成のためのスキル教育
    フェアな評価
    処遇
    * BVM(Bussiness Value Managemnet)
    株主価値を最大化するためにどういう戦略をとればよいかを考える指標
    EVAなど
    * BPO(ビジネス プロセス アウトソーシング)
    アウトソーシングする
    * EVA= 企業が稼いだ利益 - 銀行 社債 株主の要求する見返り
    * Jカーブ効果
    最初はもうかっているが成長するにつれ収益が悪化,シェアが増えると改善
    * 普通の卵とコロンブスの卵
    上から連絡すると真中には偏った情報になる

  • 購入:2003年12月19日 読了:2004年1月22日 廃棄:2019年5月11日

  • "コンサルタント的経営戦略。専門用語や戦略を考える手法が学べる。
    難解な部分もあるが、読み飛ばした。"

  • ファイナンスのくだりを何度も読んで
    他人にも説明出来る様に身につけたい。

    副題の通り、MBA流の改革トレーニングなのだと思う。

    会社の問題点や価値を色々な分析手法を駆使して読み解いて行く。

    中小企業診断士の財務会計にも
    役立てたい。

  • 単なる経営戦略の理論だけを述べた本でなく、実例のようにぶつかる壁や疑問を交えて、解決策が導かれる、というように、実例のごとく述べられており、入ってきやすい。

  • 読み物になっているので分かりやすいが、やたら説明臭い。
    とりあえず読めるという感じか。
    ホワイトカラーの生産性革命。
    次の時代は何なのだろうか。
    平時に強いのと乱に強いのとどちらが良いのか。

  • 面白い。
    戦略コンサルの方が経営の改善について物語形式で書いたもの。

  • ボスコン出身の山本真司氏の著書。知識偏重型でストーリーになかなか入っていけない。知識量を多少落とし、焦点を絞っても、ストーリー構成をしっかり構築して欲しかった。事業ビジョンや戦略の話し合いが主で、戦略実行面での課題や工夫が見えてこない。良くも悪くもコンサルタントの枠にとどまっている。ただ、知識の断片集でなく、総合を表現しようとした所を評価したい。

  • 経営におけるフレームワークや戦略を学べる。小説形式なので読みやすい。
    ただ新書なので勉強の教材としては使いづらいかも。

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著者プロフィール

1958年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。シカゴ大学経営大学院にて修士号(MBA with honors、全米成績優秀者協会会員)取得。
1990年、ボストン・コンサルティング・グループ東京事務所入所。A.T.カーニー東京事務所マネージング・ディレクター・極東アジア共同代表、
ベイン・アンド・カンパニー東京事務所代表パートナーなどを歴任。現在、山本真司事務所代表取締役、立命館大学経営大学院客員教授(戦略コンサルティング論)、
静岡県サッカー協会評議員、慶應義塾大学大学院非常勤講師。
著書に、『40歳からの仕事術』(新潮社)、『30歳からの成長戦略』(PHP研究所)、『20代 仕事筋の鍛え方』(ダイヤモンド社)、『会社を変える戦略』(講談社)、
『35歳からの「脱・頑張り」の仕事術』などがある。

「2013年 『ビジネスで大事なことはマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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