〈地域人〉とまちづくり 講談社現代新書

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 68
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496620

作品紹介・あらすじ

いま、全国各地で個人によるまちづくりが同時発生的に始まっている。なぜ行政主導の地域活性化は失敗し、彼らは成功しているのか。その秘密を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 早稲田商店街のエコボックス、帯広の屋台村など2003年発行なので取り上げられた事例は有名なものだが、地域を支える人々の営みやリーダー論は普遍的。元気な事例から、元気になる気持ちをもらえる。

  • 第一章から四章までがキモ。
    さまざまな切り口からまちづくりがなされていく
    様子が見て取れ、アイデアを刺激される。

  • 2003年発行の本書を2012年に読んだ。
    10年ほど前の著作だが、最近の「まちづくり」や「コミュニティデザイン」の話と通ずる内容で驚いた。
    言い換えると、若者を中心に「地元に貢献したい」「社会の役に立つことを仕事にしたい」という流れは、10年前からすでに生まれていて、10年かけて社会全体に増幅していったと解釈できる。
    そこには、SNSの普及も大いに貢献しているのだろう。

    本書で紹介される「まちづくり」「地域活性」の成功事例を読みながら以下のようなイメージが浮かんだ。

    ・10年前より以前 「まちづくり1.0」
     商店街のイベントに演歌歌手を呼んでとにかく打ち上げ花火系
    ・10年前(本書で紹介される事例) 「まちづくり2.0」
     少数の市民が声をあげて周りを巻き込むスタイル
    ・現在 「まちづくり3.0」
     地域のために何か役に立ちたい市民(NPOなど)が、自発的に、主にSNSを介してつながり、アイデアとデザインを駆使しつつ、自然な形で表現し、成果を生むプロジェクト系

    現在とは“ターム”なんかも違っていたりするが、現在に繋がるまちづくり活動の原点のような内容で、大変参考になった。

  • (「BOOK」データベースより)
    いま、全国各地で個人によるまちづくりが同時発生的に始まっている。なぜ行政主導の地域活性化は失敗し、彼らは成功しているのか。その秘密を探る。

  • 2冊

  • ほぼ事例集。
    分かりやすくまとめられているため、読みやすくはあった。

  • 全国各地で行われている「個人」によるまちづくりの事例集。
    登場人物は、ひとりひとり自分の顔をもった普通の人々。

    だれでもが意識的に地域で動くことによりそれがまちづくりになると教えてくれます。
    自分にも何かできるのでは?と勇気が出る本。

    「当事者がやる気がないのに対策を立ててもさしたる効果はあがらない。ビジネスは当事者にリスクがないかぎり成功しない」

    という著者の言葉に深く頷く。

  • 実践紹介に終始している印象。

  • 2008.7.8読了

  • 「地域人」は政治家でも公務員でもなく、多くは地元の商店主や住民などの「市井の人々」なのであるが、彼らの柔軟なアイディアと行動力、ネットワークを形成し活用する力が、それぞれの地域の潜在力を引き出し、商店街に人を呼び戻し、地域を活性化させているのである。彼らに共通するのは、行政の補助もうまく活用しつつ、基本的には「自力本願」でまちづくりに取り組んでいることだ。
    http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20070801#p1

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著者プロフィール

兵庫県立大学大学院客員教授。博士(経営学)。専門は「ものづくり論」「中小企業論」「地域経済論」。1944年生まれ。高校卒業後、郵便局勤務から全逓本部を経て、45歳で立教大学法学部入学。1993年同校卒業。1100社(そのうち100社は海外)の聞き取り調査をおこなっており、ミクロな領域を専門とする。主な著書に『グローバル化と中小企業』(筑摩選書)、『世界を動かす地域産業の底力――備後・府中100年の挑戦』(筑摩書房)、『就活のまえに』(ちくまプリマー新書)、『中小企業は進化する』(岩波書店)、『中小企業新時代』(岩波新書)など。

「2018年 『転職のまえに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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