脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496682

感想・レビュー・書評

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  • アリキタリの内容デス。残念‼️

  • 集中できなきゃ顔洗え
    15分ごとの仕事

  • 1日48時間計画かあ…
    なかなか難しいですよねσ^_^;

    その中で
    01分でできること
    10分でできること
    30分でできること
    というカテゴライズは参考になりました。
    何ができるかは本書をご参照くださいσ^_^;

    あとはシステム手帳活用術はやってましたねσ^_^;
    手を替え品を替え勉強する方法は生み出してたものです。
    まあ僕の場合
    民法も
    刑法も
    民事訴訟法も
    刑事訴訟法も
    行政法も
    業務と直結やったので堂々としたもんでしたがd(^_^o)

  • 寝る前は暗記に良いらしい。

  • 一日48時間計画 (24時間ー睡眠ー無駄な時間)✕脳の活性度
    脳の活性度を上げれば時間は増える


    伸びの姿勢で脳幹網様体を刺激する
    筋肉の筋紡錘で脳を刺激する
    カフェインが脳幹網様体を刺激する~カフェインには耐性がある
    顔を洗って脳幹網様体を刺激する
    午後2時にも眠気のピークがある=顔を洗う
    朝は明るい光を浴びる
    ガムを噛む

    寝る前は記憶に適している

    意志力は前頭連合野から生み出される
    話すことは元気の源、運動や字を書くことも同じ

    暗算はワーキングメモリの機能を高める=日頃、数字に触れたら安産してみる

    疲れを感じていなくても脳は疲れている。30分に一回は休息、90分に一回は10分くらいゆったりした休憩をとる。

    午前中は思考が適している=大切な仕事や勉強に
    雑用をシャットアウトして別室で行う=自主缶詰

    午後は人脈を広げる=人に会う=夕方以降は副交感神経が働く

    論理的に訴えるなら午前中、情緒に訴えるなら夕方以降。

    眠る直前1時間は記憶に適している
    キーワードを正確に記憶する時間

    1分、10分、30分の法則でスキマ時間を利用する
    複雑な情報理解には10分以上必要
    新しい高層や企画には30分以上必要

    システム手帳に暗記事項を貼り付けて、記憶に利用

    オーディション効果=もとの数が多ければ、スターも生まれる
    歩きながら考える

    無駄だと思った本は無理には読まない=本のコストのほうが時間より安い
    テレビは録画してみる=必要な部分のみ見る。最初の1分で見るか見ないか決める

    要約は、他人任せにしない

    昼下がりに10分程度の昼寝をする
    出張など行き帰りの時間に昼寝をすると能率が上がらない

    15分単位で時間の活用を調べる
    角砂糖効果=砂糖だとスプーンがないと計量できないが、角砂糖なら個数を数えられる

    ポストイットに思い出したことをメモして、スルーする

    アラームを使って、時間の締め切りを意識せず能率を上げる
    スポットライト効果=光が当たると目が自然にそこにいく
    黄色い蛍光ペンに視線が集中する

    ながら作業は、異なるタイプを組み合わせる=作業と暗記、歩くと考える

    アルコールはGABAa受容体の作用を増強することで脳幹網様体の作用をOFFにする
    レム睡眠が短くなり、長期記憶に置き換えられない
    海馬が縮小して記憶ができない
    睡眠のためにはぬるめのお湯がいい~熱いと脳幹網様体がONになる

    月明かり程度が熟睡できる=真っ暗だと瞳孔が開く

    聞き取れないくらいの音はサブリミナル効果(自己暗示)には使える

    低体温症は悪いことだらけ

  •  時間の攻略とは、脳が情報を出し入れする効率をアップさせること
     よくよく考えれば、いずれの仕事も、根本的には脳による情報処理
     知的作業に関しては、適切な工夫さえ実践すれば、実質的な時間を
     二倍に増やすことも十分に可能。人間の本質にぴったり合った方法に
     こだわれば、あなたの秘められていた潜在的な能力を活かせるはず

     楽しみながらやることが、何よりも大切。短期記憶から長期記憶への
     変換は、眠っている間に行われる。だから、就寝前に記憶中心の
     勉強をする。前頭連合野を活性化するために、おしゃべりする、
     声を出して読み上げる、運動する、字を書く・・・
     脳は、使えば使うほど機能が高められる性質を持っている。

  •  時間と一つの命だけは人間に与えられた唯一のものである。命は増やせないが、時間は使い方次第で効率よく一日24時間以上の働きをもたらす。そのためには、自分の身体、とりわけ脳を攻略することである。
    ・デスクワークを行う時に脳幹網様態を刺激する、「攻めの伸び」
    ・朝だけではなく、昼下がりも顔を洗う
    ・歩けば、歩けば脳幹網様態を刺激する
    ・「おしゃべりする」「声に出して読む」「運動する」「字を書   く」は前頭連合野の機能を高める作用がある。
    ・ワーキングメモリー(何らかの目的のために意識の上に方法を保
      持できる機能)
    ・ワーキングメモリーを訓練するには、会話すること、文章を書く  こと、読書をすること
    ・能は使えば使うほど機能が高められる
    ・午前10時からお昼前の時間帯が、思考力のゴールデンタイム
    ・寝る直前の1時間は、記憶に最も適している時間帯
    ・細切れの時間を有効に活用するには、どういった作業が望ましい のかを、脳の仕組みから検討を加えるという視点
    ・「1分、10分、30分の法則」ですきま時間の個性を生かす
    ・テレビは録画してみる。自分の意志で必要な部分を必要な分だけ 選びとる努力
    ・自分にとって必要な情報だけを選びとる選球眼を磨かなければ、 情報の大きなうねりの中に組み込まれて沈没する
    ・昼下がりの10分程度の昼寝をすると、脳はリフレッシュし、午 後の仕事は格段に向上していく。
    ・寝る直前に緑茶を飲めば、ちょうど良い時間にカフェインが効き 始め、自動的に目覚めることができる。
    ・15分の塊で時間を捉える。時間を15分という塊に区切ったほ うが。集中力は持続しやすい。
    ・「ながら作業」は、知的作業と単純作業という全く異なる組み合 わせによって効率的に行える
    ・思考力に関しては、複数のことを同時に行うと、効率が格段に落 ちてしまう。

  • リフレッシュ→体を伸ばす・顔を洗う
    寝る前は暗記
    時間を攻略する。

  • フォトリーディング。高速リーディング。以後もう一度、高速を交えて読む。
    最後のリーディングでは、既に35%くらいは分かった(つもり)には感じた。つまりその部分については復讐のような感覚。
    文化放送ソコトコで朝のコーナーを受け持っている吉田たかよしだとは途中から気がついた。親近感がわくと理解力が増した。
    内容は特に新しいこともないように思える。脳の健康管理のためにも昼間は体温を温めることをし、夜はクールダウンをしてしっかりと休みを取る、などのたくさんの鉄則が書いてあって読み物として面白かった。
    特には新しさがなかったので、星は三つ。

  • この本の著者は私と同い年でかつてNHKのお昼の生放送番組に出演していたと書いてありましたので、私が社会人成り立てのことにブラウン管を通してみたことがあるかもしれません。その彼が国家公務員(文系)の試験に合格した後、医師免許(理系)取得後に、国会議員の秘書を経て、大学の博士課程で勉強中だそうです。

    脳を完全に活かすことができれば、理系文系に関わらずどのような知識も吸収し活用することができるという成功例の秘訣がこの本には書かれています。結論は冒頭にあるように簡単なもの(p15)で、脳を活性させることが如何に有効であるかが解説されています。

    私に役立ちそうなポイントしては、仕事中のガムは有効(P44)、早朝出勤は仕事効率アップ(P85)、長期記憶へはレム睡眠中に実施、大酒はその効果を低減(p208)、寝るときは月明かり程度がベスト(p217)でした。

    以下は気になったポイントです。

    ・一日の実質的な時間=(24時間-睡眠時間-ムダな時間)×脳の活性度(p15)

    ・脳幹網様体を刺激するには”攻めの伸び=全身のありとあらゆる筋肉に力を入れて行う”が必要、ポイントはデスクワークを始めるときに行うこと(p35、36)

    ・手を使って顔面の感覚を刺激すれば、効果的に脳幹網様体の活性を高められる、それ以外には”ガムを噛む”とほほの奥にある筋肉を使い同様に刺激できる(p40、44)

    ・統計の数字を見た場合には、自分なりに計算する(一人当たり、一ヶ月当たり等)と記憶に残りやすい(p65)

    ・人間が持つ機能で高等な能力である思考力は、そのゴールデンタイムである午前中に使うべき、2時間程早く出社してみると効果的(p83、85)

    ・人に対して何かを説得するときも、同じ内容を同じ言葉で伝えても、時間帯によって受け止められ方は異なる(p101)

    ・交感神経と副交感神経はバランスをとっている、日中に交感神経が働かないと、夜に副交感神経は活発にならない、金曜日の夜は休日の夜と比較して他人を受け入れやすい脳環境にある(p103)

    ・長期記憶への変換は、眠っている間に行われる、眠る直前の1時間は記憶に最も適している(p106)

    ・すきま時間を有効に使うには、その前後の時間と比べて、できるだけ毛色の異なったことを行うべき(p123)

    ・長文の英文の大事な部分を速く抽出するコツは、"should""must"を探すこと(p146)

    ・プレゼンテーションは、初めの1分がつまらなければ、その後から面白くなる見込みはないと肝に銘じるべき(P151)

    ・お茶に含まれるカテキンという成分は、菌の作用を抑える働きがあり、虫歯予防にも効果的(P160)

    ・15分という塊で時間をとらえるメリットは、時間を小さな塊にしたほうが集中力は持続しやすいから(P169)

    ・ポストイット(目の前に貼っておく)とデジタル式アラームで時間をセットすることで、予定を抱えていても作業に集中ができる(P180)

    ・知的な作業と単純作業は”ながら作業”が可能である、例として、1)ネクタイを締めながら記憶の再確認、2)髭剃りしながら、英語の勉強、3)音声読み上げソフトでメールチェックしながら、机の整理等(P194)

    ・長期記憶への置き換えは、レム睡眠(夢を見ている時間帯)に行われるが、大酒を飲むとレム時間が短縮されて記憶変換が上手くいかなくなる(P208)

    ・風呂上りの脱水症状を緩和するには、ビール(アルコール代謝に水分が使われる)ではなく、アルコール無しのお茶が良い(p213)

    ・部屋を真っ暗にすると瞳孔が開く、脳はこれを緊張状態と判断して交感神経が活発となる、月明かり程度が良い(p217)

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著者プロフィール

医学博士・心療内科医師。本郷赤門前クリニック院長。新宿ストレスクリニック顧問。1964年生まれ。灘高校、東京大学卒業。東京大学大学院医学博士課程を修了。現在、脳科学とメンタル医学を活用した診療に携わる一方、TV・ラジオ・雑誌・WEBなどメディアに多数出演中。

「2019年 『「ついつい先送りしてしまう」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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