日本語は年速一キロで動く (講談社現代新書 1672)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496729

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  • 日本語は年速1キロで動く 井上史雄 講談社現代新書
    2010

  • [ 内容 ]
    「違かった」「ウザい」などの若者ことばは、東京に逆流した方言だった。
    綿密な全国調査で明かす図版満載の日本語論。

    [ 目次 ]
    第1章 逆流による東京新方言
    第2章 西日本の新方言
    第3章 全国各地の新方言
    第4章 伝わり方の今と昔
    第5章 全国への広がり方
    第6章 ことばが変わるしくみ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 方言学のダイナミックな部分が伝わってくる一冊。授業で「グロットグラム」を見せられたがその時はよく分からなかったがこの本で多数見ているうちに「言語年齢学」という考え方が分かるようになってきた。井上先生の本はそれぞれ図や表、写真やグラフなどが満載だが、それぞれの図版を見て自分で内容を読み取ることが必要。全体の3分の2くらいは個々の方言がデータの具体例として挙げられ、ひたすら「年速1キロ」をキーワードに考察し、残りで方言の伝播の仕方・速度が語彙・文法、地方型・全国型、時代によって異なることを方言周圏論や方言地図を交えながら結論として導いている。
     個人的に地元は関西弁なので、関西弁関係のところは面白かったが、庄内地方の方言についてはあまり興味が持てなかった。が結論は興味深いもので、方言学というとアメリカのカーヴァーやキュラスの方言地図が思い浮かぶが、そういう静的なものとして今ある状態を等語線を引いて表すようなものじゃなくて、変化の過程を探り、方言を連続体として捉えようとすることが、言語の本質にそぐう点でとても新鮮に思えた。つまり最後の第6章が面白かったということ。ところどころ出てくるフィールドワークのエピソードも面白い。

  • 言葉の動きは、交通手段などとも関係している、という話が興味深かったです。これからの日本語はどうなっていくんだろう…。

  • 井上史雄の日本語は年速一キロで動くを本屋で立ち読みしました。日本語に最近追加されたように見える言葉は地方の方言が東京に逆流してきたものだった、という主張の本です。確かにそう言われてみれば思い当たるフシもあります。内容は良さそうだったのですが、お金がなかったので立ち読みでした。

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著者プロフィール

井上史雄(いのうえ・ふみお)
東京外国語大学名誉教授、明海大学名誉教授

「2022年 『社会言語学の枠組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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