鉄道ひとつばなし (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 278
感想 : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496804

作品紹介・あらすじ

ひとびとを運び、歴史を動かしてきた鉄道。日本の近現代の歩みと地域差、日本人の時間意識まで-鉄道の見方が変わる珠玉の全76話。

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    序章 思索の源泉としての鉄道/第1章 天皇と鉄道/第2章 鉄道をめぐる人物論/第3章 急行・特急・通勤快速/第4章 歴史の駆動車としての鉄道/第5章 私の鉄道体験記/第6章 駅・駅の名・駅のそば/第7章 風俗と風景/第8章 鉄道比較文化論

  • 鉄道についてのあれこれ。
    ひとつひとつの文章が短いから通勤電車で読むのにちょうどよかった。

  • 2015/11/29

  • 内田百閒→阿川弘之→宮脇俊三の流れが宮脇俊三が亡くなって途絶えるのが心配、みたいなこと書いてるけど、原武史が座るべき席ちゃいますかね、そこ。特に小学校の頃、日曜日に塾に行くのに新宿駅で旧客の車内で弁当食べる話とかええ味出してると思う。鉄道にのめり込み過ぎず、本業の近代史、皇室史のネタを絡めてくるあたり上手いもんね。

  • 鉄道から伝播した文化、特に天皇のお召列車が与えた影響は興味深い。鉄道が一役買っていたのだ。また、中央線の意味、皇居から墓までの線と捉えて、飛び込み自殺が多い理由としている点も面白い。
    原宿駅と東京駅。天皇を国民の目から目立たぬようにした原宿。大正天皇のため。

  • 本人も影響を受けたと語る宮脇俊三と比較すると、宮脇が列島各地の四季折々のスケッチを得意としているのにたいして、原武史は、近現代の政治や文化の中心である東京・大阪の都市に関する考察が豊富で、私鉄にも強いのが特徴。見た目も含め、なんとなく宮脇俊三が古文や日本史の先生、政治経済の先生が原武史という感じがした(笑)。

  • 鉄道に関するトリビアではなく、鉄道を通して見えてくる文化や風俗、歴史。
    日本人が「分」という時間の単位を意識するようになったきっかけ。そこから鉄道の普及と時計店の数の増え方から説明できるとかね。
    特急の名前から、富士山と桜が日本を代表する山と花になった背景とか。
    勝沼あたりから見る甲府盆地の美しさとか。
    読んでいて飽きない。

  • 専門家でない人が書くとこういう本になるのだな、という典型例。趣味として鉄道を愛しているのはよく伝わってくるものの全体的には思いつきベースな感じで感傷的な記述が多く、雑学本で終わらせたくなかったのか想いが入りすぎ。本人のことを知っていればいいけど知らない人にはぴんと来ない。とはいえ知らない情報もけっこうあったので星は2つで。

  • 鉄道マニア向けの本は数々あるけれど、これは主に「乗り鉄」向けの話。

    自分は乗り鉄じゃないけど、東京の私鉄は身近なので、その歴史などは非常に勉強になった。

  • 11/11/12、ブックオフで購入。

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著者プロフィール

原武史(はら・たけし)
1962年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。山梨学院大学、明治学院大学を経て、現在、放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専門は日本政治思想史。『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社)でサントリー学芸賞、『大正天皇』(朝日新聞社)で毎日出版文化賞、『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。ほかに『〈出雲〉という思想』、『可視化された帝国』、『皇居前広場』、『団地の空間政治学』、『レッドアローとスターハウス』、『皇后考』、『「昭和天皇実録」を読む』、『平成の終焉』、『 〈女帝〉 の日本史』、『地形の思想史』、『「線」の思考』、『一日一考 日本の政治 』など著書多数。

「2021年 『最終列車』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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