ビジネス・エシックス (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061496965

作品紹介・あらすじ

相次ぐ企業の不正事件で犠牲となるのは常に、会社に「責任」を押しつけられる社員たちである。会社という「イエ」に忠誠を尽くすより、主体的な"個人"として働くことをめざすビジネスマンの理論武装のための教科書。

感想・レビュー・書評

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  • 企業倫理。
    読んで字のごとくではなさそうだ。倫理とは何か?企業とは何か。本書を読んでいても、良く分からなかった。
    「信認」関係というものを初めて知った。契約を補うもの?患者と医師の様に、情報、知識、身分の大きな違いがあるとき使うようだ。
    コーポレートガバナンス、分かったようで分からない。米国流には、プライバシー、アファマーティブ・アクション、セクシャルハラスメント、ホイッスルブローイング、コンパラブル・ワース、マニピュレーション、ソーシャルキャピタル。
    マスメディアと公共性。

  • [ 内容 ]
    相次ぐ企業の不正事件で犠牲となるのは常に、会社に「責任」を押しつけられる社員たちである。
    会社という「イエ」に忠誠を尽くすより、主体的な“個人”として働くことをめざすビジネスマンの理論武装のための教科書。

    [ 目次 ]
    第1章 「ビジネス・エシックス」とは何か
    第2章 「コーポレート・ガバナンス」とは何か
    第3章 米国流「ビジネス・エシックス」
    第4章 日本流「ビジネス・エシックス」
    第5章 日本経済新聞社という「イエ」
    第6章 「腐敗」と「信頼」
    第7章 「個人」と「公共性」

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ビジネスエシックスというアメリカの概念を詳しく語った本。
    その重点は「いかにして日本に導入するか」に置かれている。
    日本には厳密な雇用関係がないためその導入は難しく,
    その原因を作りだす『世間』という概念を破壊する方法を提示。
    最後には公共性やカントに話が飛びます。

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著者プロフィール

1956年生まれ。評論家。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士。朝日新聞モスクワ特派員、高知大学准教授を経て今に至る。
著書に、『ロシアの軍需産業』『「軍事大国」ロシアの虚実』(岩波書店)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』『プーチン3.0』『ウクライナ3.0』『復讐としてのウクライナ戦争』(社会評論社)など多数。

「2023年 『ウクライナ戦争をどうみるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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