ローカル線おいしい旅

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497108

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  •  嵐山光三郎「ローカル線おいしい旅」、2004.3発行。各地の美味しい物のレポですが、温泉、旅館、エピソードなどが豊富で楽しい読み物になっています。然別峡かんの温泉はもう一度行きたい温泉です。佐藤春夫が新宮市の医師の息子として生まれ、中学時代不良少年で無期停学だったこと、知りませんでした。志賀直哉が里見弴と口論のあげく山手線に飛び込み、電車にはねられ奇跡的に一命をとりとめ、その養生で城崎温泉三木屋に来たことも知りませんでした。小説の神様、直情の人だったのですね。抜群の運動神経が身を守ったのでしょう・・・。

  • この書籍は、著者の体験で書かれています。

  • ローカル線に乗り、日本各地を食べ歩く。のんびり旅ではなく、あれ見た、これ食べた、の連続で少々せわしい。

  • 所在: 展示架
    請求記号:291.09||A65
    資料ID:10400200

  • 旅に出ての楽しみは土地の味。東奔西走する著者の旅先で出会う様々な土地の味。けして名店巡りで済ませず、土地の名物を楽しんでいく旅にトリップしてみないか。

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著者プロフィール

嵐山光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『超訳 芭蕉百句』など多数。

「2023年 『枯れてたまるか!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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