聖書のヒロインたち

著者 :
  • 講談社
2.76
  • (1)
  • (3)
  • (11)
  • (2)
  • (4)
本棚登録 : 48
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497283

作品紹介・あらすじ

聖書には女の欲望、嫉妬、煩悩、知恵と愚かさのすべてが凝縮している。神にそむいたエバ、犬に喰われたイゼベルなど13人のヒロインの生き方。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 聖書に登場する女性達は、人生の岐路に立った時にどのような選択をしたのか。エバ、ルツ、マリヤ、ヘロデヤなど、紹介されている13人の女性の生き方はどれも興味深い。ルツやマリヤの従順さや優しさよりも、イゼベルやヘロデヤの残虐さのほうが印象に残った。男性に較べて女性が抑圧されていた時代に、これでもかというほど我を通した女達。話に聞く分には面白いけど、身近にはいてほしくないタイプだな。

  • [ 内容 ]
    聖書には女の欲望、嫉妬、煩悩、知恵と愚かさのすべてが凝縮している。
    神にそむいたエバ、犬に喰われたイゼベルなど13人のヒロインの生き方。

    [ 目次 ]
    旧約編(エバ―人類史上最高の美女;サラ―ふたつの民族の母;リベカ―家族を崩壊させた偏愛;タマル―罪をも辞さず守った家系;ラハブ―運命を切り開いた売春婦;ルツ―義母にささげた愛と忠誠;ミカル―父と夫に利用されて;イゼベル―犬に喰われた悪女)
    新約編(マリヤ―世界史上もっとも愛された女;ヘロデヤ―洗礼者ヨハネを斬首させた妖婦;マグダラのマリヤ―イエス復活の最初の証人;サマリヤの女―罪人を救った「命の水」;ルデヤ―ヨーロッパで最初のキリスト教信者)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • あまり面白くなかった
    マリア、マグダラのマリアが多少面白かったかな

  • 聖書にはまったときに購入。聖書って同じ名前の人がたくさんでてきたりしてややこしいけど、これはさくっと読めておもしろかった。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

生田 哲(いくた・さとし)
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、生化学、医学、薬学、教育を中心とする執筆活動や講演活動、脳と栄養に関する研究とコンサルティング活動を行う。著書に、『遺伝子のスイッチ』(東洋経済新報社)、『心と体を健康にする腸内細菌と脳の真実』(育鵬社)、『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社)、『よみがえる脳』(SBクリエイティブ)、『子どもの脳は食べ物で変わる』(PHP研究所)、など多数。

「2023年 『「健康神話」を科学的に検証する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

生田哲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×