運動神経の科学 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497351

作品紹介・あらすじ

「足が速くなるマシン」をつくったスポーツ科学の革命児が、まったく新しい切り口で運動神経の本質とその鍛え方に迫る野心作。

感想・レビュー・書評

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  • 第1章 「運動神経がいい」とはどういうことか(「運動神経」を良くすることは可能か?;意識と無意識の運動支配;運動神経機構)
    第2章 運動神経をどう鍛えるか(体幹を感じる;神経支配の「しばり」を解く;運動の基本;認知動作型トレーニング)
    第3章 速く走るためには?(なぜ短距離走で日本人選手が躍進してきたか;スプリントトレーニングマシン;走りの科学;歩くことから運動神経を鍛える)
    第4章 生きる力としての運動神経(子どもの運動神経の実態;失われた運動神経を取り戻す)

    著者:小林寛道(1943-、体育学)

  • 「走る」ために鍛えるべきとされていた筋肉の変遷とか、著者の開発したおもしろ機械の紹介とか、とにかく面白い。
    ちょい体を鍛えようと思わせてくれる良書。

  • 足を速くしてくれる先生の本。運動神経とはいったい何なのか?という命題に応えるとともに、巧く走るためのカラダの使い方とその理由が書かれている。著者の工夫によるトレーニング器具の話題がちょいと多いのを我慢すると、なかなか参考になる内容。

  • マニアックな内容であるが、この本には人間がもっと速く走れるようになる可能性が秘められている。

  • 読んでるだけじゃ分かりにくいところはある。

  • [ 内容 ]
    「足が速くなるマシン」をつくったスポーツ科学の革命児が、まったく新しい切り口で運動神経の本質とその鍛え方に迫る野心作。

    [ 目次 ]
    第1章 「運動神経がいい」とはどういうことか(「運動神経」を良くすることは可能か? 意識と無意識の運動支配 運動神経機構)
    第2章 運動神経をどう鍛えるか(体幹を感じる 神経支配の「しばり」を解く 運動の基本 認知動作型トレーニング)
    第3章 速く走るためには?(なぜ短距離走で日本人選手が躍進してきたか スプリントトレーニングマシン 走りの科学 歩くことから運動神経を鍛える)
    第4章 生きる力としての運動神経(子どもの運動神経の実態 失われた運動神経を取り戻す)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 運動は脳を育てる。
    発達のピークは中学三年生。
    運動の基本は二本足でバランスよく立つこと。

  • 柏図・開架
    現代新書:1735
    8410069424

  • 速く走れそうな気になります。

  • さて、この本なんですが、割と面白かったけど、「俺の作ったこの機械で練習すると、ほらこんなに!」みたいな、まあ自慢と宣伝みたいなのが5割ぐらい占めちゃってるので、読み手としてはなかなか難しい本だった。理屈やエッセンスを抜き出して活用することはできるんだろうけど、この人が開発した機械を使うのはどうも機会がなさそう。/速く走るためには筋力が大事なのではない。技術が大事だ。その技術というのは(俺のマシンによって)鍛えられる。()内ウゼー。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。1943年生まれ。東京大学教育学部・大学院修了(教育学博士)。名古屋大学助教授、東京大学教授(総合文化研究科)、特任教授(新領域創成科学研究科)を歴任。2018年現在、東京大学スポーツ先端科学研究拠点特任研究員、静岡産業大学客員教授。日本体育学会会長、日本発育発達学会会長、(財)日本陸上競技連盟科学委員長、などを歴任。子ども・青少年の体力・運動能力の発育発達、スポーツ選手のパフォーマンス向上、中高齢者の健康づくりを専門に研究に従事。認知動作型トレーニングマシンを開発し、これらを用いたトレーニングの指導や、小規模トレーニングジム(「十坪ジム」)を設置し、多くの高齢者の運動指導に当たっている。東京大学駒場キャンパスのQOMジム発案者。スポーツ科学を生かした健康長寿の科学をはじめ、「生きたスポーツ科学」の社会的実践に挑んでいる。

「2018年 『東大式 世界一美しく正しい歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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