- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784007000386
感想・レビュー・書評
-
38279
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
標準をどこの読者に設定しているのか?
色々引用して論理展開してあり、論文みたい。
題名と帯の文句から面白そうだと思ったが、書かれていることは違うよう。
帯にすべての日本人への処方箋と書いてあるが、中には処方箋を書けずにいるとある。
混乱がそのまま記されていて、混乱する。 -
平面
本当に演技が好きなわけでも売れなくてもいいから小説を書きたいわけでもなく、ただ『特別なだれか」になりたいだけであることがほとんどなので、地道な努力や修業はほとんどせずに、ただ『どうしてなれないんだろう?」と思い続けるだけなのです。p75
p95
正常か異常かの基準は時代で変わる
隣の駅と死、
あなたはどっちが遠くにあると感じますか? -
「心に穴があいている感じ」
「表の自分と裏の自分がいる」
「家に帰るなり、ドドッと疲れが出てくる」
っていう感覚、よく分かる。
この本でそういうことを正面からいろんな方向から取り扱ってくれただけで少しほっとした。 -
オフ会に出てるとき、ホントウのワタシ。仕事、家庭、ホントウのワタシ、違ウ・・・・。どれも自分でした。
-
解離障害ぽい友人が何人かいた。本当に身近な問題になりつつあるんですね。
-
自演を続ける現代の若者の分析。
なかなか的確。 -
2007/7-2007/8 読。
-
要約ができない,要点をまとめられない傾向はは人格をまとめられないことにつながっている?
人格は外部との関係で生じ,その数だけ存在するため,世界(人付き合い)の拡大は人格の増大につながっている? その拡大を防ぐためには世界の広さをある程度限定するまたは人格をまとめることで同じ人格で対応できる世界を増やす必要がある.
ひきこもりによって,世界とのつながりを減らすことによって人格を制限できる.
著者プロフィール
香山リカの作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





