文系のための数学教室 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
3.12
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本棚登録 : 320
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497597

作品紹介・あらすじ

数式は「眺め方」さえわかればこわくない! 数学アレルギーはもったいない。微分積分や確率統計の「読み方」から、経済学、政治学、論理学、哲学がもっとおもしろくなる数学的思考をわかりやすく伝授します。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(講談社現代新書)

感想・レビュー・書評

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  • 数式を使わずに数学を説明する試み。
    民主主義を数学で考える

    ・数学は<私>の中にある

    • だいさん
      https://www.evernote.com/shard/s37/sh/90131bdc-f45c-4f34-9cfe-49fc7969...
      https://www.evernote.com/shard/s37/sh/90131bdc-f45c-4f34-9cfe-49fc7969978f/6304f789622ae6a4a25df9400860f8e9
      2014/04/13
    • nico314さん
      だいさん、こんにちは!

      >・数学は<私>の中にある

      いいですね!
      「数学をやってもすぐに役に立たない」という人もいますが、薄...
      だいさん、こんにちは!

      >・数学は<私>の中にある

      いいですね!
      「数学をやってもすぐに役に立たない」という人もいますが、薄く広く生活に浸透していると感じています。

      だいさんにとって、数学はどのような存在ですか?

      2014/04/18
    • だいさん
      nico314さん
      こんにちは

      (何かの本に書いてありましたが)
      数学の証明は絶対と思ってます。
      それから、美、です。
      nico314さん
      こんにちは

      (何かの本に書いてありましたが)
      数学の証明は絶対と思ってます。
      それから、美、です。
      2014/04/18
  • 十分に理解できたわけではないが、距離空間とか〈私〉のなかの数学とかは興味深かった。まだ「数学下手」にも達していない。

    引き続き数学を学びたいと思った。。。

  • 新書

  • その昔(大学時代)「数学迷宮」の読者カード送ったら、著者本人から手紙来たのよね。
    律儀な人だなあと思った記憶あり。

    買わなきゃね。

  •  私が文系じゃないせいかいまいちよくわからなかったというのが正直な感想である。

     ただ最終章は比較的わかりやすかった。小学生相手の授業風景だったからだろうか。
     ここで子供達には二等辺三角形や正方形の厚紙を渡し、いろいろな形を作らせる。そうすることで三角形や四角形の特徴を「発見」させるのである。
     ところで「車輪の再発明」という慣用句がある。「すでに確立している知識、技術であることを知らずに(あるいは無視して)同じものを『発明』する」というくらいの意味で、どちらかといえば否定的なニュアンスで使われることが多い。「ぼくのかんがえたさいきょうの○○」とあえて平仮名で書かれるそれにもよく似ている。
     要するに物知らずなのに賢しらな振りをして、という侮蔑であるのだが、こと数学の学習に関して言えば、この「車輪の再発明」が大切なのだと思う。
     授業で習うくらいだからその解法、公式は既知のものである。だが別にそんなの気にしないでいいのである。数学というのは非常に良くできていて、多少乱暴に扱ってもそれなりによく動く。2*30=60は2+2+2+2+2+2+……+2=60でもいい。好きなようにぶん回してリバースエンジニアリングすればいい。
     決まったインプットに対して決まったアウトプットを返してくれる面白いおもちゃであると感じられればよいのである。思う存分車輪を再発明しよう。

     ネットでは掛け算の順序がどうだとか、習ってない解法を使ったからどうだという話が定期的に浮き上がっては炎上しているが、そういうのは好きな人にやらせておけばいい。そういう本質とかけ離れた下らない話が「数学嫌い」を生むのである。

  • 文系頭に優しい数学の本を読んでみたくて入手。微分とか積分が、さほど分かりやすくなった気はしないけど、書かれていることはそれなりに理解しやすかった感じ。丸暗記せず、自分で公式を作っていく方法とか、興味深い内容もそこそこ含まれていて、総じて内容は良かったです。

  • 2004年刊行。著者は東大理学部数学科卒、帝京大学経済学部環境ビジネス学科助教授。

     ステレオタイプ的には文系学部=数学嫌いないし苦手とされることが多いと予想される。
     しかし、著者の専門の経済学は、数学と切り離せない。あるいは物理における重要なテーマたる複雑系は、文理問わず有用なツールとなっている。
     現に、両者を横断的に取り扱ってきた著者は文系=数学嫌いという概念を一蹴し、仮に苦手であるとしても、自身の将棋好きを例えとして現代数学の下手の横好きになってもらいたいと提唱する。
     本書のテーマは、①セマンティックな日常の論理性と数学、②数学的に説明する民主主義、③神の存在証明は数学的になし得るか、④距離・距離空間と株価分析、⑤私とは何か等の哲学的命題と数学。

  • 本書は、数学を好きになるための本。好きこそ物の上手なれというように、何かを学ぶためには、それを好きになることが一番である。
    つまり本書は、文系の人間がつまづくであろうハードルの部分を低くし、数学の世界へと誘う本。
    http://critique.hatenablog.com/entry/2015/05/07/084932

  •  文系であろうと理系であろうと一つの科目を理解するために必要な努力はさほど変わらない。それならばもっと深く突っ込みながら零れ落ちる情報を拾い上げ再構築しながらご教授願いたいものだ。

     選挙を数学で考えるこの論理は面白い。人の考えることは数値で解釈するのが難しいという事がよくわかる結果となっている。

  •  数学が日常生活や社会、政治とどう関わっているのかということを、数学の考え方や論理を用いて説明したもの。具体的には棒グラフを用いて「日本全土の正確な地価」を計算する方法、数学の論理では「構造改革なくして景気回復なし」は真か偽かという問題、真に民主主義的な選択は可能なのかどうかを数学的に証明する、など。
     おれはド文系なので、はっきり言って1章で挫折しそうになったが、何とか読み通すことができた。けどやっぱり理解に時間がかかるので、苦行のようになってしまった。やっぱりおれバカなんだなあと思う。著者の書き方はとても好感が持てるし、いかに数学が面白いのか、分かりやすいのか、役に立つのかということを教えてくれている、という雰囲気だけは十分に伝わってくるが、内容までは完ぺきに理解したとは言えない。スピノザの「神の証明」が単純にシンタックス的な証明であり、セマンティックスのレベルでは同意できない、というのは納得できた。論理のゲームをするだけでいいのなら、どんなことだって命題として成り立たせて数学的なアプローチをすることができるんだなと思った。微分や積分をガンガン習っていた高校の時にこの本を読んだらもっと分かったのかなあ、とも思う。おれには難しい本だった。(14/05/25)

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著者プロフィール

帝京大学経済学部教授

「2019年 『世界一わかりやすいミクロ経済学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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