文系のための数学教室 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497597

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の著作はこれまで何冊か読んだことがあるが、非常に良い。
    この本は冒頭に書かれている通り、「数学嫌い」が「数学下手」になることを目標としており、下手の横好きで現代数学のエッセンスを自分勝手に理解・応用して、人生を充実させてほしいという記述には好感が持てた。

  • 冒頭を読んだんですよ。
    でもいきなり数式出てきて出鼻挫かれました。

    評論とか読むのが恐ろしく遅いので、時間のあるときにゆっくり読みたい……

  • 数学はあなたの中にある!

    数式は、眺め方がわかればこわくない
    数学はいまや理系に固有の学問ではなく、文系でも必需の道具として利用されているのです。「文系だから数学はわからない」と決め付けてしまうのは、実にもったいないことです。文系には文系固有の数学の利用方法、理解の仕方があっていいでしょう。(中略)実は、数学は「言語」の一種です。しかし、このことを意識している文系の方はあんがい少ないのです――<本書より>

  • 21/10/15 うーむ分かりやすいか?

  • [第3刷]2006年6月12日
    「数学嫌い」から「数学下手」へとあるが、これは「数学好き」の文系のための読み物です。

  • 数学を本質的なところをまとめた本。
    数学、脳、言語これらは根が同じなんだ。

  • 距離の概念を変えてみよう!神様の存在を証明してみよう!数学を使って…数学キライに、せめて数学ニガテになってもらおうという意欲的な本ですが、結局数学キライが読んでも???らしいです。多分序章から積分なのがウィークポイント。

  • ちょっと物足りないですが
     取り出した話は使える 仕事に
     数学をりようした発送の転換方法とか推論 論証の話をしたかった リファ本としてはいいかも
    n進距離や経済学者 宇沢氏の距離の話など ヒントにはなりますな とりあえず 

  • 20050525読了。
    易しくはないけれども、身近な出来事や具体的なイメージを持ってして説明してくれるので、数学嫌いでもなんとか読み進めていける内容。
    ただし、一発ですべて理解というのは難しい。(少なくとも数学嫌いな自分にとっては)

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著者プロフィール

小島 寛之(こじま ひろゆき)
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。
現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意志決定理論。
数学エッセイストとしても多方面で活躍しており、そのわかりやすい語り口には文系・理系の読者を問わず定評がある。
主な著書に『使える!経済学の考え方』『数学入門』(以上、ちくま新書)、『天才ガロアの発想力』『ナゾ解き算数事件ノート』『21世紀の新しい数学』『証明と論理に強くなる』『【完全版】天才ガロアの発想力』(以上、技術評論社 )、『無限を読みとく数学入門』(角川ソフィア文庫)、『数学的推論が世界を変える』(NHK出版新書)など多数。

「2021年 『素数ほどステキな数はない  ~素数定理のからくりからゼータ関数まで~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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