まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 921
レビュー : 138
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497696

作品紹介・あらすじ

いつも「複雑な」と言われる「パレスチナ問題」。宗教や民族という日本人にはなじみにくい概念が問題のベースになっているし、昨日までの味方同士が突然戦争を始めたりして、たしかに、わかりにくいのはたしかです。だからこそ、本書では少しでもわかりやすいように、ユダヤの少年ニッシムとパレスチナの少年アリ、そしてエルサレムのねこ、2人と1匹が、旧約聖書の時代から21世紀のいままでの「パレスチナ問題」をガイドします。日本から少し距離のある国のお話ですが、すべてがつながっている現代では、けっして遠い世界のお話ではないのです。

感想・レビュー・書評

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  • 複雑な中東問題を歴史からわかりやすく、簡潔に解説した書。小学校高学年くらいから読めるだろう。私が中学生の頃から既に中東問題は地理の授業でもわかりにくいものだった。当時の先生が「中東戦争を理解しようと思えば、発端までさかのぼらないとわからない。『今』だけ見ていても理解できないよ」とおっしゃっていた。確かにそうだ。当時この本があればもう少し中東問題も理解しやすかったかも。
    未だ、中東では世界各国の利害や思惑も加わり、戦火が絶えない。当事国以上に関連列国の思惑に振り回され、そこで生活する市井の人々は常に貧困と生命の危機を感じながら過ごしているのだろう。一朝一夕にはいかないのだろうが、利害を超えてなんとかならないものなのか。

  • 教科書みたいでちょっと読むの大変だったけど、すごくまとまっていて勉強になった。宗教は人を幸せにするために作られたはずなのに、戦争するなんて悲しいね。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「幸せにするために作られたはずなのに」
      本当は違うのでしょうね、、、
      自分たちが散々理不尽な目に遭ったから、同じだけ、理不尽なコトをしても許...
      「幸せにするために作られたはずなのに」
      本当は違うのでしょうね、、、
      自分たちが散々理不尽な目に遭ったから、同じだけ、理不尽なコトをしても許されると思っている、彼等が信じられない。。。
      2013/05/11
  • 最後まで理解できず…
    どっちかの考えに、偏ってしまう感じはある。
    パレスチナ問題…もっと分かりやすく説明されているものがあるか、探し中…

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      新書マップで調べてみたら?(テーマにパレスチナがあります)
      http://shinshomap.info/search.php
      それ以外...
      新書マップで調べてみたら?(テーマにパレスチナがあります)
      http://shinshomap.info/search.php
      それ以外で私のお薦めは・・・どちらも古チョッと古いけど、エドワード・W.サイード「パレスチナとは何か」岩波書店と、子ども向けですが奈良本英佑「君はパレスチナを知っているか」ほるぷ出版です。
      2012/05/21
  • まんがと題されてはいるが、メインはそのわかりやすい文章で、絵は半分くらいか。人物の似顔絵と地図などが多い。関係する地図は、重複を厭わず配置されており、すばらしく理解の助けになる。

    キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の起源から始まり、現代までをざっと概観する。とてもわかりやすい。これを頭に入れておけば、パレスチナ問題の必要最低限の理解は出来たと言っていいのではないか。何度も読み返したい内容の本だ。

  • 【展示用コメント】
     2人と1匹がガイドする、世界平和を願う人のための、日本から少し距離のある国のお話。(BOOKデータベースより)

    【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
    https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2001185071&key=B154509942801682&start=1&srmode=0&srmode=0#

  • 現在までつながる一連の問題の流れが分かりやすくまとめられている。「アラブ・ゲリラだろうが、サダム・フセインだろうが、アメリカと敵対している国と戦う奴なら、アメリカは見境なく支援して、ガンガン武器を与える。そいつらがアメリカにもらった武器で、次はアメリカに戦いを挑んでくる…。
    アフガン戦争でも、イラン・イラク戦争でもいつも同じパターンじゃないか。こんな単純なことを、どうしてアメリカは学習しないで、性懲りもなく繰り返すんだろう。」(p204)

  • 人間の愚行、絶望、そしてかすかな希望の歴史。エルサレム市街にはアルメニア人居住区なんてあるんだね。知らなかった。

  • ユダヤ教の成立からアラファトの死まで、世界史の中からパレスチナ問題に絡む所を取捨選択、分かりやすく並べている。
    ユダヤ系とパレスチナ人の少年に語らせる設定上、このエピローグは必要だったとは思うが、ちょっと唐突。だけど素敵な未来図だ。

  • 三大宗教が始まった昔々から、現代の中東問題まで、分かりやすく流れに沿って解説してある。

    また、ユダヤ人とパレスチナ人の男の子が常に登場し、どちらの立場からも発言させることで公平性を保たせている。

  • とても簡潔に、そして現在分かっている歴史的事実を淡々と書いてある。理解しやすくまとまっている。
    まんがよりも文字のほうが多い、絵はどちらかといえばイラストのようなイメージに近い。

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