はじめての金融工学 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 118
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497801

感想・レビュー・書評

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  • 少々難しいが、金融工学がどういうものか、概要を把握するには良い本。

  • 「無から利益を得る機会は、そうそうあるものではない。」

    金融工学についてもう少し勉強したいと思い買いました。数式のところは実際に使うことで覚えるようになると思います。金融商品は基本的にゼロサムという点には、やはり改めて驚きました。

  • 金融学の導入書としては、興味が湧きやすい内容で、わかりやすく、読み易いため、最適。但し紙面の制限なのか、数式に対する説明が、難解な為、より理解したい場合は、別の本を。

  • 著者は学生にも教えているだけあって、二項モデルや複製資産などの概念を使って、数式なしでも理解できるよう分かりやすく説明しています。
    ただ、数式にこだわらなくてもいいようにと配慮してはいますが、やはり数式を理解しないと落ち着きが悪いのがこの分野。数式の説明ももう少し丁寧だったら、更によかったと思うのですが。

  • 金融工学の初歩から行動経済学・経済物理学などの最近の話題まで俯瞰して実にコンパクトに纏められている。近頃の新書にしては内容があると思う。はじめての人より一度勉強した人が見直すのに役に立ちそう。

  • コレが書かれたのが05年。
    リーマンショックというか住宅ローンのCDSが吹っ飛ぶ前。

    文中に出てくる最新の金融工学の手法を使ったファンドはかなり極端な方法をとるので一気に利益をあげることもよくあるが、あまり長続きしないように思える。ただもう基本的な論理は確立してるし、それなしには金融機関は成り立たない。

    ここで出てくるブラック・ショールズモデルやCAPMの話は大学でも習い、いまいち呑み込めない難しい話。
    この数学的根拠は微積分というよりは「数学語」という新しい言語を習うようなものって認識になってきた。

    36Pにあるみたいに予測が困難な将来に、まがりなりにもひとつの解をできるということ、絶対的な信頼は得られないということ。

    十分に理解しないとこう言う知識を使えないな。そういう意味では良い復習になったし勉強になりました。

  • 金融工学入門書。


    タイトルには『はじめての』と付いているが、初学者読むには多少重いかもしれない。
    またこの1冊で金融工学の体系的な知識はつかないであろう。

    ただ金融工学とはまた違った視点をもった『行動ファイナンス理論』や『経済物理学』を概観してくれているのは大変興味深かった。


    将来的に金融方面に行きたいと思っている人も思ってない人も読んでみると面白いかもしれない。

  • わかりやすい金融工学入門書。多少数式は含まれるが、私にとってはこのぐらい数式があった方がわかりやすい。

  •  金融工学を俯瞰するには非常に良い本だと思う。著者は難しい事を比較的単純な例を用いて簡潔に分かり易く書く事に長けていると思う。分野が分野だけにちょっと分かりづらい部分はやはりあるのだが、例えばVarの話をする際に家計を例にとって丁寧に説明するのは分かりやすかった。

     また、今後の展望として「行動ファイナンス」、「経済物理」の2つに関して非常に分かり易く且つ、適度に理解出来た気分にさせながら本が終わるのも心地よい。

     難点をあげるのであれば、もう少しブラックショールズモデルに関してページを割いて欲しかったなぁと思うが、まぁあれはあれで本1冊出るくらいだから新書ではあの位の触れ方が適切なのかなぁとも思った。

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  • 真壁先生は大学時代に影響を受けた先生の一人である。彼のお陰で、将来ファイナンスに携わる仕事をしたいと思った。結構分かり易く書いてあるが、やっぱり初めての人には少し難しいかも。

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著者プロフィール

法政大学大学院政策創造研究科教授1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現:みずほ銀行)に入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社へ出向。みずほ総研主席研究員などを経て現職に至る。テレビ朝日「報道ステーション」、日本テレビ「所さんの目がテン!」など多数のTV番組に出演し、日経CNBC「NEWSZONE」ではレギュラーコメンテーターを務めている。主な著書に「仮想通貨で銀行が消える日」(祥伝社)、「逆オイルショック」(祥伝社)、「VW不正中国・ドイツ経済同盟」(小学館)、「行動経済学入門」(ダイヤモンド社)などがある。

「2018年 『2050年 世界経済の未来史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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