カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497887

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木謙介の本は好きだな。扱う内容が興味の対象ど真ん中ってのがあるのかな。社会と個人のあり方や私とはなんなのかを社会学の枠組みを使って考えるのが僕にはたまらないです。

  • 新書なので読みやすい感じでした。

  • 授業で読んだ本、その?。

  • 荒いが一読すべき?

  • 2006.10 なぜ、若者が会社を辞めてしまうのか?監視社会とは?読めばよく分かる。とても納得です。注目の若手研究者。

  • みやだいせんせの弟子。するどい。

  • タイトルが指すカーニヴァルとは、祭りのヨカーンの「祭り」です。(まじ。)瞬発性の「躁状態」に自らを追い込んでは、また「鬱」に気付かされる。モチベーションなんかあるわけないのに、無理やりひねり出して今日をやりすごす、空回りの連続。<Br>
    それこそが社会全体の駆動原理だっていうんだからスケールがでかい。プチ絶望な近未来。<Br>
    ついでにゲロ難しかった。正統な社会学論文に近い。薄いけど何日も持つ(笑)<Br>
    私の躁鬱病とはあまり関係なかった・・・。

  • まず、本の題名に惹かれて手にとってみたのが始まりである。著者は理論社会学の若手の研究者である。内容は現代社会(後期近代)において「カーニヴァル=祭り」の現象がなぜ起こっているのかというものを解明しようとしているもの。それを若者の雇用問題、監視社会、携帯電話によるコミュニケーションなどのトピックに関する分析を踏まえながら説明しようとしている。今まで社会学関連の書籍は進んで読んでこなかったが、今回の本はなかなか興味深いものであった。

  • 2chネラーにして社会学者なブライテストホープによるニート、監視社会論。データベースを参照する自己が組織化する社会の変化の兆候「階層化」と「それが欲する祭」を考察。買った当初はすげえ面白いなあと思ったんだけど、「インターネットは僕らを幸せにしたか?/森健」を読んだらそうでもなくなったのはなぜだろう。

  • 社会の駆動原理は「祭り=突発的な躁」になりつつあるという主張

著者プロフィール

関西学院大学准教授。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員。専攻は理論社会学。ソーシャルメディアやIoT、VRなど、情報化社会の最新の事例研究と、政治哲学を中心とした理論的研究を架橋させながら、独自の社会理論を展開している。
著書に『カーニヴァル化する社会』(講談社、2005年)、『ウェブ社会のゆくえ─〈多孔化〉した現実のなかで』(NHK出版、2013年)、『未来を生きるスキル』(KADOKAWA、2019年)ほか多数。

「2022年 『グローバリゼーションとモビリティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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