性愛奥義 官能の「カーマ・スートラ」解読 講談社現代新書

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498013

感想・レビュー・書評

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  • 古来インドの思想はかくも豊かなものであったのか、と驚かずにはいられない。是非この本に掲載されているプレイを一度実践してみたいですね。「親指の爪で乳首をつねる」とか。

  • 学生時代に読んだときはそれなりに面白かった気がするのだが…。

  • 『カーマ・スートラ』も、多くの古典とおなじように、名前だけは広く知られているものの、それをひもとくひとは多くありません。本書は、『カーマ・スートラ』に記されている性愛の技法について著者がみずからの感想をまじえながら紹介している本です。

    単純に『カーマ・スートラ』の内容を紹介した本でないことは予想がついていたので、おそらく晩年のフーコーがとりくんだような視角から「性愛の技法」について考察をまじえた本を想像していたのですが、どちらかというと『カーマ・スートラ』の叙述を手がかりに著者が自由な感想をつづったエッセイのように感じました。

  • 読了。途中、女にモテルためのハウツーの解説もあったりした。しんどかったが読み終えた。昔から性に関しては、悩みの種であったのかと考えた。

  • 古典を見事なまでにあっさりと読みやすくしてくれている。なかなか良い本。

  • 2016/08/25

  • こんな本を読んでいるなんて言ったら軽蔑されるのかしら??否、大事なことです、きっと。
    こちらはインドの愛の指南書「カーマスートラ」。別に、ああいうものの話だけではなくて、それにまつわるいろいろな話があり、貴重な古典だと思います。しかし、牡牛の一撃・・・どんなんだろうねぇ。

  • なかなか面白かった。インドって相当面白いな。考え方が西洋と全然違っていいよね~

  • 『われわれはなんと貧困な性愛しか知らなかったか!
     誘惑の作法から爪と歯の使い方まで
     いまこそ学ぶ、古代の智恵』

    セックスは挿入が決定打ではないような気がしていて、この本を読んでみた。何にでも真実はあるように、セックスにも真実を見出さなければいけないと思う。

  • [ 内容 ]
    われわれはなんと貧困な性愛しか知らなかったか!
    誘惑の作法から爪と歯の使い方まで、いまこそ学ぶ、古代の知恵。

    [ 目次 ]
    第1章 出会い(愛の技術 トリヴァルガ ほか)
    第2章 誘惑(誘惑はされるべし ミシェル・フーコー ほか)
    第3章 誰にも習うことのない愛の技術(分類 抱擁 ほか)
    第4章 愛こそすべて(アルス・アマートリア 欲望と抑制のあいだで ほか)

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。宗教人類学者。京都造形芸術大学教授。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(人類学)客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。四十年以上、世界各地で宗教人類学調査を続けている。主な著書に『生きるチカラ』『偶然のチカラ』(共に集英社新書)、『官能教育』 (幻冬舎新書)、『賭ける魂』(講談社現代新書)ほか。

「2017年 『運は実力を超える 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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