はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 374
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498136

作品紹介・あらすじ

私たちは50回目の宇宙に住んでいる!?「サイクリック宇宙」試論も収録!時間も空間も1個のひもから始まった-クオークの正体は何か。重力はいかにして統一できるか。第一線研究者がわかりやすく説く「究極の物理理論」。

感想・レビュー・書評

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  • どうして「超ひも」に結びつくのか、理解を超えている。

  • 文型の私には、理解仕切れない部分がたくさん残ってしまう。それでも、かなりわかり易い本だと思う。説明は出来ないが、少しは理解が進んだかなぁ?

  • 最終的に、インフレーション理論でなくてサイクリック理論で、宇宙論を語ることが楽しい。物理は現象の合理的説明が第一の存在理由である。その意味で超ひも理論は、実験的基盤を持たない仮説で不十分だが、数学的な無矛盾性と量子力学、一般相対性理論と対応原理を持つことで、全否定するのは惜しい。

    部分的には、プランクスケールを扱う重要性とスピン2で重さがないのが、グラビトン(重力子)の説明が面白かったが、デュアリティの説明が不十分だった。

  • 名前だけは皆さんお馴染みの「超ひも理論」についての一冊。書いた方は川合光氏。現在は京都大学教授だそうです。高橋繁行氏による図解がわかりやすく、一気に読めてしまう本です。
    物質の根源である素粒子とは、点でなくひもだった、という話に始まり、それが最後には、我々が今生きているこの宇宙が50回目の宇宙であるという結論を導く。驚きますよ。数式は全く出てこないので数学アレルギーの方も安心して読めます。
    自分は最新の物理について、何を知っていて、何を知らないのかを確認してみるよい機会となる一冊です。

  • クオークの1/3スピンの理屈が、なんとなくわかった。ひも理論って、縄跳びの縄みたいなもんだ。

  • 著者は京大教授の川合光さん。超ひも理論などを研究し、サイクリック宇宙論を提唱している方。
    このサイクリック宇宙論、初めて聞きましたが、現在の宇宙はビッグバン-ビッグクランチを繰り返して50回目程度の宇宙であるという理論だそうです。まだ試論の段階とのことですが。壮大な理論ですね。

    ところで本書はとても読みやすい良い本でした。本書は川合さんから聞いた話をジャーナリストの高橋繁行さんが自分のことばでまとめなおしたものとのこと。そのせいか、とても言葉がこなれています。やはり一般向けのこうした本は学者ではなく専門の物書きの方が書くほうが良いのでしょうね。

    こうした本は大体テーマの超ひも理論に限らず、それに至る前提知識としての素粒子論や相対論の解説が多くなりがちである。本書もそうだが、その解説がわかりやすく非常によかった。ゲージ理論、インフレーション宇宙論などもわかりやすく書かれている。特に168ページに在る”超ひも理論に至る道”では、物理理論の変遷が2ページの図式にまとめられていてわかりやすい。

    特に、"標準模型は理論を構築するために、数多くのパラメータを含んでいる。アップクォークの質量、など。超ひも理論の鮮やかな点は、理論の中に一個のパラメータも含んでいないこと。クォークの世代数やそれぞれの質量、ニュートン定数まで、物理量の全てがひとつの理論から説明できる。"という点は印象的だった。超ひも理論は現段階では仮説の域を脱しない、とはよく聞く。ローレンス・クラウスさんも、”我々の宇宙と何の関係もない理論かもしれない”と痛烈な見解を述べていた気がする。しかしながら、このような説明を聞くとなんだか素晴らしいもののように聞こえ、学習意欲をそそられる。まなんでみたいものだが、本当にまなぶには相当敷居の高い理論である。わかりやすい本がでることを期待する。

  • 半分まで読んでリタイア。
    なんか今まで読んできた本と毛色が違うなぁと感じてる。
    たまにほんとかよ?って思うような眉唾な事があるので読みづらかったのは、自分と肌が合わないだけかな?
    宇宙の晴れ上がりって38万年後じゃね?と最初からつまづいた(^O^)

  • 大学の図書館で借りて読んだが、期間内に読みきれず。
    はじめての、というだけあって、かなり噛み砕いて書かれている気はするが、専門外にはやはり少し難解かと。また挑戦したい。
    しかし、ひもが振動することによって種々の素粒子になっている?というのは、なんとなくわかった気になった。

  • ぜんぜんはじめて向きじゃない…。物理初心者にはちょっとキツイけど、読み応えはある。いつかきっと読み切る。。。

  •  何年か前に一度読んだ奴を再読。相変わらず難しくて再読ではないかのようだけど…。一度腰を据えて教科書とかに取組んでみた方がいいんだろうか?相対論ではそれが奏功したんだけど,レベルがちがうかねぇ。
     超ひも理論までいかなくても,電弱理論,標準模型,大統一理論くらいでも相当難しいよね…。というか,それ以前に解析力学とか量子力学をやらないとね…。emanの物理学あたりで基礎から勉強し直そうかなぁ。道は険しい。
     この本,付録にサイクリック宇宙論(宇宙が膨脹収縮消滅生成を繰り返すってやつ)の話が載ってるんだけど,これは宇宙の加速膨脹で否定されたのかな??

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著者プロフィール

京都大学大学院理学研究科物理学第二教室教授。東京大学理学博士。1955年生まれ,東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。米国コーネル大学リサーチアソシエイト,アシスタントプロフェッサー,東京大学理学部助教授,高エネルギー研究所教授を経て,現職。理化学研究所仁科加速器センター主任研究員を兼務。主な著作『量子力学I・II』(共著 講談社,1994年)『はじめての〈超ひも理論〉』(共著,講談社,2005年)『量子の世界』(共著,京都大学学術出版会,2006年)

「2013年 『宇宙と素粒子のなりたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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