はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498136

感想・レビュー・書評

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  • 書かれていることの100分の1も理解できていない自信がある・・・

    物理学の知識があれば、もっと楽しめたと思う。
    でも、良く分からなくてもワクワクしてくる本だった。
    超ひも理論、ロマンだ。

  • 理系の知見を広めるために購入。

    超ひも理論の概要をつかむのに最適。


  • 「はじめての<超ひも理論>」を暇なときに読んでた。
    専門書ではないのだけど、思った以上に面白かった。

    この著者の川合光先生は、
    僕が学部時代に量子力学の勉強をしたときの演習書を
    お書きになられた先生だ。
    猪木・川合の本、といったら上下組の量子力学の
    (仲間内では有名な)演習書だった。
    読むだけでも、とても構造的に美しい本だ。

    その著者が書いた本だけに、
    (どう説明してよいのか難しいのだが)
    いらいらする叙述などに出くわさず、
    清々しい気持ちで読める。
    付録でサイクリック宇宙論の話が
    科学的に論じられている。

  • 「はじめて」とあるけど想定読者は大学の物理系学科でひも理論を学ぶ学生みたい。なので、そうでない人はひも理論に至る量子物理学についての知識を他書(例えばグリーン「エレガントな宇宙」とかカク「パラレル・ユニバース」とか)で補完しておいた方がいいかも。著者らの仮説、「サイクリック宇宙試論」は面白いけど、検証可能なんですかねぇ?

  • 超ひも理論をわかりやすく一般向けに説明・解説した本。初心者がつまづきそうなところまで非常に丁寧に解説されており、物理をやっていない一般のひとだけでなくこれから素粒子物理を勉強しようとしている人にも読んでおいたほうがその後の勉強していく上での理解が深まりそうな気がします。是非お勧めです。

  • なぜかS先輩も読んでいらしたという。
    講談社現代新書祭りなんでしょうか。

    だいぶ昔に(学部1回生の頃)超ひも理論のビデオをぼーっと見ていて
    よくわからないけど面白かった思い出があったので読んでみました。
    その頃からラマチャンドランの名前だけは知っていたような。
    まぁ、般教ですよね。

    超ひもが「ぶんぶん」回っている、という記述があって、
    ほらやっぱりオノマトペ要るじゃないかと思ったのは秘密です。
    表現の難度を下げ(たように感じさせ)るのには効果的だと思います。

    前に読んでたのが「これが現象学だ」だったのでそれとのギャップも
    楽しみつつ。
    目に見えるものを信じるか、目に見えないものを追い続けるのか。

    最近体重が増えてきてるので私の周りの時空の歪みもひどくなって
    いるのかなぁと考えてました。
    あと行列計算ってすごかったんですね、実は。

    と、あんまり中身についてよく分かっていないようなコメントばかりですが
    その通りです。物理の人ではないので、憧れるだけにしておきます。
    こんなスケールで物事を考えられたら、ごはん食べる時間すらやはり
    惜しいのだろうな。いいな。

    次は迷った結果「生きていることの科学」です。
    祭りはまだ続きます。

  • 2008/2/28読了

  • 宇宙の起源を知る上で今もっとも有力な理論である「超ひも理論」について分かりやすく説明してくれています。

  • 量子論の説明がわかりやすいが、超ひもの話は吸収しきれませんでした。

  • この超ひも理論を読んでいて、相対性理論や量子力学の説明が出てくると、ほっとする。どちらも古典的な評価がなされていて、膨大なエネルギーを制御する理論として、実用化されているからだろう。そう考えると超ひも理論は、まだ、頭のいい理科系のゲーム的な理論の匂いがするが、、。

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著者プロフィール

京都大学大学院理学研究科物理学第二教室教授。東京大学理学博士。
1955年生まれ,東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
米国コーネル大学リサーチアソシエイト,アシスタントプロフェッサー,東京大学理学部助教授,高エネルギー研究所教授を経て,現職。理化学研究所仁科加速器センター主任研究員を兼務。
主な著作
『量子力学I・II』(共著 講談社,1994年)
『はじめての〈超ひも理論〉』(共著,講談社,2005年)
『量子の世界』(共著,京都大学学術出版会,2006年)

「2013年 『宇宙と素粒子のなりたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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