スラスラ書ける!ビジネス文書 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 70
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498341

感想・レビュー・書評

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  • 38827

  • 本屋に平積みされていた、清水さんの新刊、つい買ってしまった。

    タイトルだけみて、じつは余り私には関係ないかもしれない、と思ってみたり、著者が著者だけにその手の実用書のパスティーシュ作品か!?と勘ぐってみたり。。。

    で、結局の所、週刊誌に連載していたというものをまとめた、ちゃんとした実用書の新書でした。

    が、そこは、清水さんならではのユーモアも交えて、私のようにいわゆるビジネス文書とはあまり縁のない仕事の仕方をしている者にとっても、為になる内容でした。

    あまり過度の期待をしてなかった分かもしれませんが、そこそこの満足度を得られました。

  • 借りた。

  • 10年以上前「週刊現代」で連載されていたエッセイの文庫版。清水義範の本は文章が簡明で、かつ深みがある。小説家、エッセイストに打ってつけの文才の持ち主だ。小説家がビジネス文章を語るというので興味がわいたが、師も新卒でサラリーマンを経験し、多くの企画書を会社にプレゼンしていたとか。その多くが採用されていたというのだから流石だ。昔の人ほど現代人は本を読まなくなったといわれるが、このネットの時代ではむしろ昔より文章過多で、相当の文章を私たちは日々読んでいる。文章を書くのが苦手という人は、いわば食わず嫌いで意外に書いてみると一つのゲームをクリアするみたいに楽しいものだ。ただ人を説き伏せるような文章力は日々精進だな。なかなか難しい。

  • ビジネス文書の書き方を、作家が教えてくれる。礼儀は型にはめることでうまく書けるし心のこめ方も参考になる。

  • 作者が清水義範でなければ見向きもしなかった本書。だから、How-to本というよりは、むしろエッセイ。セオリーは守りつつ、ちょっとだけチャームとなる個性を出すこと←実際は難しいでしょうが。とにかく書いて、発信していくこと=それは社会性そのもの。一理あると思います。久しぶりに彼の小説も読みたくなっちゃいました。

  • 結局どうすれば良いのだろうか。とにかく書いてみよう!ということかな。

  • [ 内容 ]
    よく通る企画書、誠意が伝わる依頼状、個性が光る挨拶状、一目置かれる報告書…
    「大人の作法」から「プレゼンの裏技」まで、ビジネスを成功させる書き方の極意、教えます。

    [ 目次 ]
    第1章 ビジネスメールで人を動かす法
    第2章 目的が変われば文章も変わる
    第3章 「礼儀」はそんなにこわくない
    第4章 ビジネス文書に心をこめる法
    第5章 ビジネス文書のセオリーとタブー
    第6章 企画書はビジネス文書の華
    第7章 文書を書くとはどういうことか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 昔この人の小説にはまったことがある。ユーモアたっぷりの風刺小説?を書く。そんな人がビジネスについて語っているので買ってみたら案外まともなことを言っていた。とにかく書いてみる、これが大事なことなんだな、ということ。

  • 定型文参考書の感想文の前半と著者の書き方講座の後半で構成。と見る。
    「相手にも仕事させなくちゃいけない。」という提案書の提案を取り入れようと思った。

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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