- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061498594
感想・レビュー・書評
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『文献渉猟2007』より。
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弟くんの本棚からの強奪品。
とりあえず、読み終わった、ッて感じ?
とにかく、人の名前と所属派閥が覚えられん!
要再読。
ただしもう一度読むときは大学入試勉強並みにノート作って暗記力を最大限発揮せねばならない…。 -
日本陸軍というと、精神主義の権化のようなイメージが強いが、改革の機運は何度かあった。が失敬して結局、敗戦・解体への道を進んでしまう。多くの示唆に富んでいる本である。
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卒論の時にちょっとだけ読んで、今回ちゃんと全部読んでみました。
私が体系的智識を持っていなかったこともあって、少しわかりにくかったです。
この本は昭和陸軍における、三つの改革に焦点を当てて書いてあるんですが、
一つは桂太郎(明治期の改革。創設期)、二つ目は宇垣一成(大正期の軍縮)、最後に石原莞爾(昭和期の参謀本部の改革)。
陸軍創設期の改革はまさに改革という感じですが、宇垣のように軍縮期の改革はあまり改革という感じがしませんでした。
また、石原莞爾も改革をした人というイメージが無く、なぜ改革の一つになっているのだろうなあと思っていたらやっぱり空中分解した改革でした・・・
できることならギュッと的を絞ってほしかったです。まあそういう本を探して読めばいいんですがw
山県有朋の陸軍創設はなかなか面白かったです。 -
[ 内容 ]
『参謀本部と陸軍大学校』『「戦争学」概論』の著者が人類普遍のテーマ「改革」の条件を近代日本陸軍史に見いだす意欲作三大改革の一つはなぜ成功し、二つはなぜ抵抗勢力に屈したのか、その教訓は現代にも生きつづける―。
[ 目次 ]
第1章 陸軍の創設(治安維持軍の建設 山県の陸軍掌握と国防軍への脱皮)
第2章 桂太郎の陸軍改革―明治期の改革(対立する国防像 陸軍改革の始動 第一の衝突―統合参謀本部をめぐる攻防 第二の衝突―陸軍紛議 最後の衝突―月曜会事件 陸軍改革の完成)
第3章 宇垣一成の軍制改革―大正期の改革(第一次世界大戦の衝撃 軍制改革への反動 軍制改革の断行と衝突 軍制改革の頓挫)
第4章 石原莞爾の参謀本部改革―昭和期の改革(陸軍内の革新運動 革新という名の保革対立 陸軍による政治支配 石原莞爾の改革と挫折)
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