鉄道ひとつばなし (2) (講談社現代新書)

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  • 講談社 (2007年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (292ページ) / ISBN・EAN: 9784061498853

作品紹介・あらすじ

話題沸騰の鉄道コラム、待望の第2弾! 皇居と鉄道の関係、抱腹絶倒の「日本の鉄道全線シンポジウム」、鉄道から見た「隣県の壁」、日本の駅百選……鉄道を通して、近代史を、天皇を、文学を、都市と郊外を、日本の本質を考える珠玉のコラム集です。日ごろ何気なく乗っている鉄道を見る目が一変します。(講談社現代新書)


話題沸騰の鉄道コラム、待望の第2弾刊行!皇居と鉄道の関係、鉄道から見た「隣県の壁」、日本の駅百選、抱腹絶倒の全線シンポジウム……鉄道から歴史を、天皇を、文学を、都市と郊外を、日本を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 完全なる鉄オタの話じゃないところがよい

  • 2015/12/23

  • ナゼか鉄道の本が読みたくなって、手にとった本。自称鉄道マニアではない人が、鉄道を通してみる歴史、まち、文学、人間について書いているので、とても興味深いです。最後に駅名索引が付いていたり、若干マニアックなところがありますが、たまに笑えます。

  • 2作目になっても話題が尽きない。単なる鉄道趣味者でない作者の興味の広さがわかる。第三章、日本の鉄道全線シンポジウムは笑える。日本の駅100選にJR武豊線、半田駅が選ばれていたのが嬉しい。

  • 11/11/12、ブックオフで購入。

  • 感想未記入

  • ひとつばなし という名の話がたくさんある。

    感想は1つだけ。

    名古屋発天王寺ゆき客車列車。
    一度乗ったことがある。

    近鉄よりも時間がかかって二度と乗らなかった。

    たしかに今,近鉄との競争でがんばっている。
    亡くしたものは何だろうか。

  • 20110609 鉄道は文化だという事が良く解った。

  • [ 内容 ]
    うつ、パニック、強迫、PTSD。
    精神病の症状は時代と共に変わり、SSRIの登場により、広範囲での精神科治療が可能になった。
    自殺者が3万人を超え、うつ症状を訴える小中学生も増えている現在、精神科外来には、どんな症状の人が来るのか、医者はどんなことをするのか、家族はどうしたらよいのかなどを、現場の精神科外来の医師が解説する。

    [ 目次 ]
    1 精神科外来は急増中
    2 精神科外来には、こんな人がやって来ます
    3 精神科外来は、こんなところです
    4 精神科外来の診断と治療
    5 医者とくすりにできること
    6 家族にできること
    7 これからの精神科外来

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    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 「日本の鉄道全線シンポジウム」が面白すぎです。

  • 「鉄道ひとつばなし」の第2弾。
    第1弾に比べるとやや面白みに欠ける部分があるが、海外の鉄道事情や擬人化された鉄道路線が語り合う鉄道前線シンポジウムはとても読み応えがある。また、夜行列車や寝台列車が消えゆく時代に生まれたものとしては、著者の学生時代の鉄道の思い出を通して、昭和という時代に触れることができ面白いと感じる一方で、単なる移動手段としてではなく、その列車の中で過ごす時間自体に価値があるので、そういった列車が季節限定の運行でもいいのでなくならないで欲しいと改めて思う。

  • 『鉄道ひとつばなし』の続編。
    故・宮脇俊三へのオマージュ「全線シンポジウム」は出色。

  • 第2弾もなかなかよろし。今度は著者の専門分野の本も読んでみようか。

  • 2008年5月

  • 2008年98冊目

  • 1作目に続いて読んでみました。著者の、普段利用している路線の混雑ぶりに対する憤りはすごいです。確か某大手メーカーの携帯用パソコンの耐久力テストにも使われた覚えがあります。大胆なダイヤ改正が難しいこの路線の将来が心配になりました。

  • その県にあるどの駅から列車に乗ってもその日のうちに東京駅に到着できるギリギリの時間から出される 東京に出辛い県ランキング なんて すごく面白かった。意外なのが静岡県の9位 近いと思うんだけどな〜地理音痴のワタクシとしては日本地図片手に再読してみたいと切に思ったしだいです はい。

  • 日本の近現代史において鉄道の果たした役割は非常に大きいと思いますが、それは単にヒトやモノを運んだというだけにとどまりません。私たちの時間感覚や規範感覚、「権力」観のようなものにも、鉄道は非常に強く影響を及ぼしているでしょう。しかし、この点に意識的である鉄道本は、それほど多くありません。そして本書の著者・原武史氏は、そうした鉄道本を書ける数少ない人であると思うわけです。つまりこの本は、「鉄道」を通して「私たち」を描いている、ととらえて読むべきものではないでしょうか。こういう鉄道本を書ける人って、ほかにだれがいるでしょうかね……。(20070520)

  • 人気鉄道エッセイの第二弾。今回もマニアでない人でもすんなり読める話ばかりです。印象では第一弾の方が蘊蓄が多く、今回の方は郷愁をかき立てられる文章を多かった気がします。

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著者プロフィール

1962年生まれ。早稻田大学政治経済学部卒業,東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授,明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。98年『「民都」大阪対「帝都」東京──思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『皇后考』(講談社学術文庫)、『平成の終焉』(岩波新書)などがある。

「2023年 『地形の思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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