- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061499164
作品紹介・あらすじ
武田信玄は1521年、甲斐の国(山梨県)の石水寺で生まれた戦国武将です。幼名は太郎。父は猛将とうたわれた、武田信虎です。 太郎と、父は仲が悪い親子でした。 太郎も信虎も気性がはげしく ことあるごとに対立するのです。 あるとき太郎は、信虎に自慢の名馬をくれといいます。 信虎は激怒しますが、太郎の言い分は、その馬に乗るのにふさわしいのは父でなく自分だというものでした。
やがて信玄は父を今川義元への人質として追放してしまいます 。「風林火山」ののぼりを立てた 震源の騎馬軍団は、最強の軍隊として、周辺の大名たちから怖れられました。 上杉謙信との5度にわたる川中島の戦いなど 戦につぐ戦を生きぬき、 その存在を力づくで戦国の世に知らしめます。 織田信長がもっともおそれた相手が信玄であり、 徳川家康が勝てなかった相手が信玄でした。
また信玄は、金山開発や、治水工事を行うなど すぐれた政治家でもありました。
天下取りへの意欲を最後まで持ち続けた信玄でしたが、果たせず病に倒れます。息子の武田勝頼に、3年間は死を伏せるようにと言い残し信玄は死にます。武田家は影武者を立てますが、信玄の死はすぐにライバルたちに知れ、わずか9年後、武田は勝頼の代で滅びたのでした。武田信玄、いくさの神様として戦国の世をかけぬけた53年間でした。
*巻末に人物伝つき
*小学上級から
*すべての漢字にふりがなつき
感想・レビュー・書評
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武田信玄の伝記
面白かったです。
ぼくは、信玄餅が好きなので、楽しかったです。
とりあえずこれで織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄を読んだ!
あと伊達政宗だけだね。(この感想を書いてる時にはもう読んでいる。)
ほかに有名な戦国武将いたら教えて!
詳細をみるコメント1件をすべて表示-
もとさん上杉謙信あたりはどうかな上杉謙信あたりはどうかな2021/02/07
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信玄の視点から話しが進んいるので、新たな発見が沢山あり、もともと知ってた事も違うように感じることができた。
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武田信玄のことがよくわかりました。若い頃は領民(農民)を思って治水工事などをしていたことがわかりました。武田信玄は様々な武将を味方にしたり敵にしたりしながら天下統一の夢を見ていたことがわかりました。
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上杉謙信との川中島の合戦は5回
風林火山
はやきこと風の如く、静かなること林の如し
かすめること火の如く、動かざること山の如し
金山を開発(黒川金山)金山衆
父、信虎を追放
治水工事
軍師、山本勘助、板垣信方
著者プロフィール
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