「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 (KS科学一般書)

著者 :
  • 講談社
4.50
  • (5)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 51
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061531642

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061531642

  • 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義第二弾。

    今回は、「宇宙のすべてを支配する数式」と題して、素粒子の標準模型を中心に大統一理論や超ひも理論に迫る。前回は娘の美咲が、パパである浪花阪教授にマンツーマンの講義を受けたのだが、今回新たに親友のリカが登場し、どちらかというとリカがメインの物語になっている。
    しかし、最初から遠距離恋愛の問題が、万有引力の法則になってしまうところは感動してしまった...。最初のつかみのうまさは、講義では大事なところだろうな。

    標準模型+αの作用の式は、様々な物理学者が熟慮の末積み上げられてきた、歴史的産物だ。これは、これからも後世の研究者によって書き換えられ、進化していくのだろう。
    リカが自分で、この式を書き下すあたりは、未知の記号など自分の知らないものをなぞるワクワク感が、自分にもあったことを思い出させてくれた。実際に手を動かして、ファインマン図を書いたり、素粒子の種類を分類して図示するのは楽しい。美咲とリカもなんのかんの言いながら、楽しんで書いているように思う。

    今回も「さらに深く知りたい方へ」のコラムがあって、専門的なことに進みたい人により詳しい内容が書かれている。パパと美咲、リカの対話も面白いが、こうした内容が加えられているのは、もっと知りたいという好奇心をそそる。
    ぼくは物理学科だったので、もちろんこうしたことには非常に興味を持っているが、最近は仕事の休みの日などに、一般公開講座を聴いたり、学生時代の勉強を復習したりしている。日常の業務だけでなく、こうした基礎科学への興味を持つことは、生活の幅を広げてくれるものだと思っている。
    おわりに橋本先生が書かれているが、基礎科学の意義を考えるきっかけになる一冊だった。多くの人がこういう基礎科学の重要性を日常の中で、少しでも考える機会が増えれば、世の中の科学に対する考え方も変わるのだろう。

  • 場の量子論ですね。私は工学部出身ですが、大学院でも教わりませんでした。なので知りたいと思って読んでみました。
    詳細の説明はないのですが、その意味というか意義を説明してくれます。すぐ読めてしまって、面白いです。
    これを読んだ高校生が、物理学に興味を持ち、自分も研究したいと思ってもらえると良いですね。

全4件中 1 - 4件を表示

「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 (KS科学一般書)のその他の作品

橋本幸士の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エドワード・フレ...
カルロ ロヴェッ...
瀧本 哲史
イアン・スチュア...
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする