量子場を学ぶための場の解析力学入門 増補第2版 (KS物理専門書)

  • 講談社 (2005年1月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (196ページ) / ISBN・EAN: 9784061532526

作品紹介・あらすじ

新しく共著者を得て、ロングセラーがさらに充実

「経路積分入門」を加え、「場の量子化」への道すじを示す。読みやすさも一新し、概念理解のための適切な例題多数掲載。

みんなの感想まとめ

物理学の深い理解を促す本書は、解析力学や量子力学を学んだ後に取り組むことで新たな発見が得られる一冊です。特に、場の量子論における解析力学の重要性をじっくりと考察し、独自の視点から物理の本質に迫る内容が...

感想・レビュー・書評

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  • 解析力学を終えたあとにやるもよし、量子力学を終えたあとにやるもよし。私はこの二回分勉強しましたが、何度読んでも新しい発見があり、飽きません。『場』というもののイメージがこの本を通して少しずつできてきています。こういった方針の本は唯一無二ではないでしょうか?

  • 場の量子論における動機づけとして,なぜ解析力学なのかをじっくり考える教科書。

  • 物理学者としての高橋先生の面目躍如で、いたるとろこに類書ではお目にかかれない記述に溢れている。

    物理的に所与のものとして与えられている部分にもいったんは保留をつけつつ、その本質に迫るのだ。

    ガリレオ変換を弄くった部分、スピノルとベクトルの違い、場の理論をラグランジアンやハミルトニアンを離れて考えてみたことなど、知的興奮が味わえた。ハイライトは、相互作用の章だ。先人の知的苦闘の理由が分かる。

    最後の経路積分の章は量子力学選書の柏の本を読んでいたので分かったが、この部分だけでは理解は厳しいだろう。良い復習にはなった。

    オイラー=ラグランジェ微分[汎関数微分?]と母関数を求める過程の計算がテクニカルで、数式を追うのに骨が折れた。全体的に求められているレベルは高く、とても入門などとは簡単に言えないレベルだ。どちらかというと一通り学んだ人が新たな視点を得るために手に取るべき本だと思う。

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著者プロフィール

1923年生まれ。1951年名古屋大学理学部卒業。フルブライト奨学生として1954年に渡米、ロチェスター大学助手。理学博士。アイオワ州立大学、ダブリン高等研究所を経て、1968年アルバータ大学教授。1991年よりアルバータ大学名誉教授。場の量子論における「ワード‐高橋恒等式」の研究により、2003年日本物理学会素粒子メダルを受賞。著書多数。2013年逝去。

「2023年 『初等相対性理論 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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