- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061541559
作品紹介・あらすじ
脳がこころのありか?脳の働きとこころの関係は?精神科でもらう薬って?眠れないのはなぜ?わかりやすい解説とイラストで、理解が深まる精神医学の入門書。
感想・レビュー・書評
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読みやすかったです。
この本のおかげで、読みにくそうに思えた精神医学のテキストを開くエネルギーがでてきました。
テキストはなかなか進みませんが、この本はどんどん読み進められるので、概要をつかむのに、大きな助けになります。
テキストや参考文献とともに、勉強に活用していこうと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかりやすくて読みやすい。
脳とこころはつながっている。
脳はこころのありか、人間存在そのもの。
(気づき)
私は、今まで勝手な思い込みの中で生きていたな。
認知療法は認知し誤りを訂正する。ノートに書く。
本当?と質問し心地よい良い方を選ぶこと。
メンターに出会えて、こころから今は自分を生きることが出来そうです。 -
いまから10年以上前に出版されたもので、
モノアミン仮説で一貫して説明された本。
人工知能が自分とは何かを考えていくという設定で進む。
モノアミン仮説が真実であるかのように書かれているが、
好きになるシリーズとしてはこれくらい単純な方が
目的を達成できているから、よい本だと思う。
でも個人的に思うことは、
この本を読んで「精神医学が好きになった!」という人は、
精神医学の道に進むのは向いていないのではないかと疑ってしまう。
精神医学は歴史からとらえないとおもしろくない。
それもあり、あえて古い第1版から読んでみた。 -
このような分野の類書は、どのような病気や具体的な症状があって、その原因はいまだわかっておらず、対処法としては〇〇がありますという形が多い中で、脳の仕組み、薬の効く仕組み等々、専門分野への架け橋を狙っている本だと思います。
内容は、脳の仕組みと神経伝達物質について、心の病気の分類とその症状、多くの心理療法(精神療法)の紹介、薬について、眠りについて、脳を調べる方法について、支える人々という形になっている。
それぞれの病気やその対処は、病名を冠した書籍の方がよいと思うが、脳のや薬の仕組みを知りたい人には良い本だと思う。 -
あまり、細かくは書かれていないぶん、
端的で読みやすかったので、
一番最初に読むには、オススメです。
内容
・こころにかかわる脳のしくみ
神経、GABA、セロトニンのはたらき
・こころの病気の概要、治療法、薬
1気分障害
(うつ病性障害/躁うつ病)
2不安障害
(パニック障害/強迫性障害/社会性障害/全般性不安障害
/特定の恐怖症/PTSD)
3統合性失調症
4その他
(アルツハイマー型痴呆症,ADHD...)
・眠りについて
レム/ノンレム睡眠
・脳の検査機器について
形態について調べる:CT,MRT
働きについて調べる:EEG,PET -
将す-5
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精神医学に興味がある方への入門書です。なんとなく概念がつかめてない方、偏見がある方、読んだら「精神医学」についての考えが変わるかもしれません。
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とっても分かりやすいです。
精神医学について、うつ病など心の病について、
よく知らないけど、知りたい方には、まずはお勧めかも。 -
「好きになる」シリーズの精神医学版。症例から脳科学と薬物療法のアプローチを解説をしている。対話形式で話が展開していくので初心者にやさしい。
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一見簡単すぎて読む意味がなさそうですが、精神科疾患について全体像を把握するのにかなり役立ちました。
(試験などにはあまり役に立たないでしょうが。)
導入にぜひ。
越野好文の作品





