なっとくする偏微分方程式 (なっとくシリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061545588

作品紹介・あらすじ

数学者には書けない!
偏微分方程式をつくって、解いて、味わう本

大学で受けた数学の講義も、そこで使った教科書も、私にははじめからまったくわからなかった。「なんじゃこれは」と内心思っていた。わからない理由は、具体的な例の記述がないから、イメージを与える絵がないからだとずっと後になってわかった。この本では私のこれまでのすべてを注いで、偏微分方程式の似合う場面の具体例を書くことを心がけた。……この本は、具体的な記述に特長がある。正確な記述に気をつかっていない。というのは、私ははじめから偏微分方程式の厳密な理論など知らないのだ。あくまで偏微分方程式を使う立場から書いている。――<本書「まえがき」より>

“「難解な数学」感”を一掃。身近な現象から偏微分方程式をつくることで、数式のもつ物理的な意味をたちどころになっとくさせる、画期的な入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 意欲的に理解させようとしている姿勢は買うが、途中の段階が長いので逐次段階を踏む記述を追っている途中で、結論・目的が見えなくなりがち。
    最初にズパっと結論、解、具体例、用法を見せてから解法に進んでいく構成でも良いかも。

  • 学生のころ物理や数学学科ではなかったので、全く偏微分方程式を習いませんでした。しかし、仕事ですこし流体解析をする必要になり、一から流体力学の式を勉強する必要にせまられました。そこで、いろいろな参考書でわかりやすいものはないかとさがしましたが、どれをよんでもいまいちピントきませんでした。基本が全く分かっていなかったので分からないのは当然でしょうか?最近、この本をみつけ読んでみたところ、以前理解できなかった式が頭の中に入ってきました。同じような方は、これをはじめに読んで次にすこし難しいものを手にしてはどうでしょうか?とっかかりとしては良い本と思います。

  • なっとくするシリーズは、偏微分の基本が理解できるような本でよかったが、時間がないために、次回に読書する予定。

    この前に微積分・微分方程式等を学ぶ必要があると感じたため。

    読了後、再レビューを書く予定。

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著者プロフィール

千葉大

「2022年 『社会人のための化学工学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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