- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061547742
作品紹介・あらすじ
ふだん何気なく使っている地図に隠された驚異の技術! 原理・原則から最新技術まで、地図の材料集めから編集までを豊富なカラー図版で解説。測量や空間情報工学の入門に最適。数式に抵抗がある人でも読みやすい。
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/769923詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地図と測量について、とても詳しくわかりやすくまとめられていた。
測量関係、地図関係に興味のある方はもちろん、GISを使う方も必読の書。
<メモ>
SfM法(structure from Motion)特徴点を算出し、オルソ地図や点群地図を作成する技術
測量機器の誤差
・視準軸誤差
・水平軸誤差
・鉛直軸誤差
・偏心誤差
・外心誤差
・目盛誤差 -
思っていた以上に専門的。
基礎から最近(2015年)の技術まで網羅していて勉強になる。
測量士補の勉強でやったこともたくさん。
だいぶ忘れてるけど。
絵がたくさんで、多分とてもわかりやすく書いている…多分?
とりあえず一周はしたけれど、とりあえず流す部分が多かった。
これじゃいかんな。。
もうちょっと気持ちに余裕を持って読まないと、せっかくの読書時間がもったいない。
また、この本は借りよう。
とりあえず、読了。 -
絵のみならず、文章も理解しやすかったです。私はどちらかというと、地図を使ったサービスを作る側の人間なのですが、どのように地図が作られるのか全く知りませんでしたので、とても勉強になりました。第1章と第2章は、これから地図と測量を勉強する人にとっての導入本となりうるとおもいます。測量とは、誤差を丸め、座量により位置を数値として確定させるために実施するものであると仮定すると、数式とは密接な関係があると思います。しかし、この本は測量について書かれている本であるにも関わらず、あまり数式について書かれていません。でもそれでいいんだと思います。この本がすでに測量についての前提知識がある人に対する本であれば、数式をわかりやすく説明することには意味はありそうですが、これから地図と測量を勉強する人にとってはあまり意味はないと思いますし、逆にこの本のように、原理原則をわかりやすく伝えることの方がよっぽど大事だよなっておもうからです。第3章以降は、地図の元になる画像そのものについてのお話と、画像をどのように撮影し、地図に落とし込むか?という点がわかりやすく説明されていて、最後の第8章は、地図の使われ方が説明されていました。こんなに薄くて小さな本なのに、すごいです。第5章の空中三角測量の説明に数式が出てきますが、個人的に最も勉強になった部分です。分かり易い絵と明快な文章が順次良く並べられています。
誤植だとおもいますけど、図4.17「干渉測位における観測データのダウンロード」の「後処理キネマティック測位」と「リアルタイムキネマティック測位」の説明が逆なような気がします。 -
ふむ
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スゴい。画像処理の話が相当のページ数を占めてます。書籍タイトルで手に取ったのですが、想像してませんでした。現代の地図と測量の世界を垣間見ました。
著者プロフィール
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