- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061548114
作品紹介・あらすじ
公認心理師を目指す学生から心理職の人までを対象に、認知行動療法の基礎と実践を丁寧に解説。動画講座「臨床心理フロンティア」とも連動し、見て・聞いて学ぶことができる。
感想・レビュー・書評
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刺激 → 反応 → 結果
反応=「認知」「感情」「身体」「行動」
認知行動療法の介入の技法
■「認知」に介入 =認知再構成法
・ネガティブからポジティブ思考に矯正するのではなく、多様な考え方を持てるようにする
・「教える」のではなく「気づく」ための支援(そうじゃないと変わらない)
■「感情」に介入 = 曝露法(エクスポージャー法)
・慣れを作る
・スモールステップで克服する
■「身体」に介入
・マインドフルネス
■「行動」に介入
・オペラント学習
支援するには
①まず相手に受け入れてもらう(相手を受容することで信頼してもらう)
②ヒアリングをする
③ヒアリング内容も元に状況を図式化して提示(ケース・フォーミュレーション)
④一緒に考えて、相手に状況を正しく認識し気付いてもらう
⑤各種手法での介入
という流れ。
ケース・フォーミュレーションは
・ミクロな視点からの機能分析と認知モデルの整理、
・マクロな視点でのシステム思考的な整理(インフルエンス・ダイアグラム、アクティビティ・システムとも)によって図式化を進める詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実際に大学などで使われていそうな認知行動療法の教科書。
近年の認知行動療法の基本的な考え方から、実際に現場でどのようにアプローチするかまでを体系づけて学ぶことができる。
マインドフルネスを認知行動療法に組み合わせて使う事があるらしく、それに対しても一章割かれている。
ちょっと認知行動療法を勉強したいので、この本の参考文献なども漁ってみようと思う。 -
医学部分館2階心理学:146.8/KUM:3410163437
https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/webopac/BB50280118
著者プロフィール
下山晴彦の作品





