はじめての制御工学 (KS理工学専門書)

  • 講談社
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本棚登録 : 78
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061557918

作品紹介・あらすじ

微分方程式と古典制御理論のつながりから丁寧に解説する、大学・高専向けの教科書。数学的なフォローが充実、満載で、わかりにくいと言われる「伝達関数」の意味がわかります。

感想・レビュー・書評

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  • 理論が筋道立てて説明されており、予測を立てながら速く読むことができる。それでいて肝心なところの説明も直感的に、また丁寧に説明されているため、入門にはうってつけであった。

  • 制御工学を全く学んだことがなく、きちんと勉強したかったので読破。
    講義で用いることが念頭に置かれ、トピックごとに14講に分けられている。
    独学でも読みやすい。
    読み終えた直後に改訂第2版が出たことだけが残念だったw

    --
    時間tでの入力の値f(t)だけで出力x(t)の値が決まるものを静的システム(static system)と呼ぶ
    動的システム(dynamical system)とは、入力と出力の関係式において変数を微分したものが含まれるシステムである。
    ゲイン g=20log10(B/A)

  • 制御を学ぶ、初めの取っ掛かりになる本です。制御にはBode線図や伝達関数など難しい概念が多いですが、この本ではかゆいところに手が届く、丁寧な説明がされています。また、制御系の解析と設計の部分にもきちんとページが割かれています。まえがきに古典制御を概観する説明があるので、頭にインデックスを作ってから読み始めるとすんなり呑み込めるのではないでしょうか。(システム創成学科)

    配架場所:工2号館図書室, 工3号館図書室
    請求記号:548.3:Sa85

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003165394&opkey=B147995541828934&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • 微分方程式と古典制御理論のつながりから丁寧に解説する、大学・高専向けの教科書。
    数学的なフォローが充実、満載で、わかりにくいと言われる「伝達関数」の意味がわかります。

  • 「はじめての〜」のタイトル通り,かなり簡単に書いてある.演習問題のレベルも低い.表面を撫でる印象.多少取りこぼしがあっても,実世界とのアナロジーを最後まで出して具体論と結びつける方が,初学者には分かりやすいのではないかと思う.

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著者プロフィール

佐藤和也(さとう・かずや)1956年、新潟県長岡市生まれ。長岡高で捕手として活躍し、日本体育大に進学。84年、新潟明訓高の保健体育の教員になり、野球部監督に就任。センバツは96年に出場。夏の甲子園は91年の初出場以来、通算7回出場。2010年はベスト8に進出。13年から新潟医療福祉大学の野球部創部とともに監督就任。わずか4年で関甲新1部リーグ2位まで押し上げた。20年度より同野球部の総監督を務める。笠原祥太郎(中日)、漆原大晟(オリックス)、桐敷拓馬(阪神)、佐藤琢磨(ソフトバンク育成)らを育てた。

「2023年 『砂地に種をまいて、花が咲く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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