- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061557918
作品紹介・あらすじ
微分方程式と古典制御理論のつながりから丁寧に解説する、大学・高専向けの教科書。数学的なフォローが充実、満載で、わかりにくいと言われる「伝達関数」の意味がわかります。
感想・レビュー・書評
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理論が筋道立てて説明されており、予測を立てながら速く読むことができる。それでいて肝心なところの説明も直感的に、また丁寧に説明されているため、入門にはうってつけであった。
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制御工学を全く学んだことがなく、きちんと勉強したかったので読破。
講義で用いることが念頭に置かれ、トピックごとに14講に分けられている。
独学でも読みやすい。
読み終えた直後に改訂第2版が出たことだけが残念だったw
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時間tでの入力の値f(t)だけで出力x(t)の値が決まるものを静的システム(static system)と呼ぶ
動的システム(dynamical system)とは、入力と出力の関係式において変数を微分したものが含まれるシステムである。
ゲイン g=20log10(B/A) -
制御を学ぶ、初めの取っ掛かりになる本です。制御にはBode線図や伝達関数など難しい概念が多いですが、この本ではかゆいところに手が届く、丁寧な説明がされています。また、制御系の解析と設計の部分にもきちんとページが割かれています。まえがきに古典制御を概観する説明があるので、頭にインデックスを作ってから読み始めるとすんなり呑み込めるのではないでしょうか。(システム創成学科)
配架場所:工2号館図書室, 工3号館図書室
請求記号:548.3:Sa85
◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003165394&opkey=B147995541828934&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0 -
「はじめての〜」のタイトル通り,かなり簡単に書いてある.演習問題のレベルも低い.表面を撫でる印象.多少取りこぼしがあっても,実世界とのアナロジーを最後まで出して具体論と結びつける方が,初学者には分かりやすいのではないかと思う.
著者プロフィール
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