がんばろう薬剤師 -医療貢献のための道を探る (KS医学・薬学専門書)
- 講談社 (2013年3月26日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784061563049
作品紹介・あらすじ
薬剤師さんが、なぜ病棟にいるんですか?
薬局にいる薬剤師さんて、なぜ白衣を着ているんですか?
薬剤師の業務内容が一般には(医療関係者にも)正確に知られていない現実、そしてこれから薬剤師が目指す方向について、病院薬剤師を経て大学教員となり、日本の薬学教育でのバイタルフィジカルアセスメント導入を一番最初に全国発信した著者が、本音で語る。薬学関係者、薬学生、薬剤師必読の書。
感想・レビュー・書評
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2013.07.14 購入。
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薬剤師という職業の現状やこれから展開していくべき活動や持つべき視野などかなり参考になる部分が多かった。フィジカルアセスメントから薬剤師が持つべき技術などまだまだ不十分だなぁ、と思われるような内容もあるけれど、それを実現されていくのがこれからの薬剤師だと意識させるような本だった。
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「6年制薬科大学はいらない --- 井上 晃宏」と言う記事が一部で話題になっていましたので、私も、ちょっと読んでみました。
この記事では、どうも、患者さんのカルテをチェックすることもなければ、もちろん、問診や診察などせず、ただ、処方箋に従って薬を袋につめて渡してくれるだけの薬剤師さんが念頭にあるようです。
確かに、それだけだったら、井上氏が説くように、薬剤師の養成に6年もいらないでしょうし、わざわざ薬剤師がする必要もないでしょう。
でも、今、期待される薬剤師って言うのは、そんなもんじゃないと思います。
問診もすれば、診察もする。もちろん、検査結果も確認するし、カルテもチェックする。
そして、医師はもちろん、看護師、検査技師、栄養士、その他、コメディカルスタッフと強調しながら、薬剤師としての専門性を発揮する。
それが、今後、求められる薬剤師像だと思います。
優秀な薬剤師が病棟の重要な一員として、あるいは、外来スタッフの一員として、院外薬局では地域の住民から信頼される町の薬剤師さんとして活躍するような、そんな未来がこの本に詰まっているように感じました。
そうすれば、私の仕事が楽になる~~~ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
6年制薬科大学はいらない --- 井上 晃宏
http://agora-web.jp/archives/1517877.html
【追加】
井上氏は、医師にもできる事は、医師がすればコスト削減につながるとの論調であるが、それは、逆であると思う。
薬剤師の方が医師よりもはるかに時給が高いとか、医師に仕事がなくて暇で仕方がないのなら別だけれども、通常、薬剤師でもできる事は、薬剤師が行った方が、コスト削減になるでしょう。
薬剤師による薬剤指導などのクオリティについても、今後、かなりの改善が見込めるでしょうから、近い将来、医師が片手間にするなど、クオリティが低すぎて、論外なんて言われる時代になってもおかしくはないはずです。
そうなれば、医師は、医師にしかできない仕事に集中できるので、医師の負担軽減、仕事の効率化が図れますから、医師不足への対応にもなります。
結局、一時的なコスト増があるかもしれませんが、その投資以上のリターンは必ずあるものと確信しています。
上手くいけばね
ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
