微分積分学の史的展開 ライプニッツから高木貞治まで (KS理工学専門書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061565418

作品紹介・あらすじ

微分積分学の長い歴史は,西欧近代の数学史と軌を一にする.そこでは,微分と積分が「曲線」を媒介項としてつながってきた.曲線の性質を解明したいと願った古代の数学者の情熱は,ライプニッツらの着想を得て一時代を切り拓く.やがて微分積分学は,知の巨人たちによる「無限」概念の精緻化を経て,コーシーと高木貞治という頭脳を得ることで現代数学の基礎を築くこととなる.天才数学者たちの情熱が現代数学に結実する物語を,本書は精緻に描く.

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  • 資料ID:21502179
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著者プロフィール

1951年、群馬県勢多郡東村(現、みどり市)に生まれる。九州大学基幹教育院教授を経て、現在、数学者・数学史家。著書:『無限解析のはじまり』『ガウスの数論』(ちくま学芸文庫M&S)、『岡潔 多変数解析関数論の造形』(東京大学出版会)。訳書:ガウス『ガウス整数論』(朝倉書店)、ヤコビ『楕円関数論序説』(講談社)ほか多数。

「2022年 『評伝 岡潔 花の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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