今度こそわかるファインマン経路積分 (今度こそわかるシリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061566019

作品紹介・あらすじ

天才ファインマンが作り上げた「経路積分」により、量子論は飛躍的に進展した。この画期的手法を、物理的意味を重視してやさしく解説する。従来のどの本を読んでもわからなかった読者の再入門に最適の書。

〈本書「序文」より〉
量子力学の基本方程式は通常、シュレーディンガー方程式という微分方程式であるとされる。経路積分は、それを積分方程式として書き直したものである。通常の量子力学では古典力学から出発し、それを量子化するという数学的手順でシュレーディンガー方程式を得る。そして本によってはそれから、経路積分の式を導く。教育的見地からは最終的に量子力学を理解できればいいのだから、基本方程式の導入の手順がどうであっても悪いわけではない。しかし自然法則の中での地位から考えれば、先に量子力学があり、古典力学はその近似理論として導かれるべきものである。だとすれば、量子力学(あるいは場の量子論)はどこからもってくればいいだろうか。それを、2スリット実験の分析から想像される量子力学的粒子像を出発点にしようというのが、本書第1章の話である。そのような議論をすると、シュレーディンガー方程式より先に経路積分の発想が自然に出てくる。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1949年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、同大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。理学博士。文部省奨励研究員、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所研究員、ボローニャ大学国立原子物理学研究所研究員を経て、東京大学大学院総合文化研究科専任講師を定年退職。現在、成蹊大学非常勤講師。著書に『量子力学が語る世界像』『プリンキピアを読む』『今度こそわかるファインマン経路積分』(いずれも講談社)、『単位がわかると物理がわかる』(共著、ベレ出版)、「物理講義のききどころ」シリーズ(岩波書店)、「ライブラリ物理学グラフィック講義」シリーズ(サイエンス社)など、訳書にR. A. サーウェイ『サーウェイ基礎物理学』(共訳、東京化学同人)、A. ウィテイカー『アインシュタインのパラドックス EPR問題とベルの定理』(岩波書店)などがある。

「2018年 『今度こそわかる重力理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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