明治大正史 世相篇 上 (講談社学術文庫 10)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061580107

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  • 開国、そして異文化の流入によって花ひらいた転換期・明治。現在の素地となる様々な出来事や潮流が生まれた明治文化の多様性をご紹介します。
    <閲覧係より>
    明治・大正・昭和を独自の信念で見つめ、耳を傾け歩きつづけた民俗学者・柳田国男。世相篇とは常人が視聴しうるものの限り、また、必ず思い至るであろう意見の限りを述べるべきだいう。明治・大正期のあらゆる新聞資料を探り、その変化や動向を“フォオクロア(民俗学)”的に編んだ秀逸な世相論、上巻。
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    所在番号:文庫||382.1||ヤナ
    資料番号:10071940
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  • 御一新の前から明治・大正にかけて、日本の世相はどう変わったか。
    「明治大正史」と題打っているが、もっぱら見るのは家の形、動植物の趣味、交通手段や町と村など、政治ではなく人々の生活の移り変わりをまなざしている。気張らず読める一冊。

  •  手もとの本は、1976年刊行の講談社学術文庫版。上下巻2分冊の上巻。
     講談社学術文庫からは、1993年に新装版の1巻本が刊行されている。

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著者プロフィール

1875年生。民俗学者。『遠野物語』『海上の道』などの著作により民俗学の確立に尽力した。1962年没。

「2022年 『沖縄文化論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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