目に見えないもの (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061580947

感想・レビュー・書評

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  • 第1部は面白かったけど、第2部、第3部はまぁ割と平凡かな。

    観測とは選択すること、という量子力学的できごとのシンプルな表現がとても気に入った。

  • 物理学の内容をできるだけわかりやすく説明されている。湯川博士の人柄も感じられるような文章だった。

  • 初めて湯川秀樹先生の本(文章)を読んだ。

    終戦の数年前あたりに書かれたものをまとめたもの。
    学徒出陣した学生へ向けて「しばらくの伴侶となれば」などとあり、なるほどそういう時代だったかと改めて考えさせられる。

  • (1993.12.14読了)(1991.08.23購入)
    内容紹介 amazon
    わが国初のノーベル賞に輝く湯川博士生涯の記念碑的作品。本書は現代物理学の物質観を、そして同時に、今日の自然科学的なものの見方・考え方を、だれにもわかる平易な言葉で説いている。「目に見えないものの世界」への旅立ちを伝える諸篇には、深く豊かな知性が光り、「真実」を求めてのあくなき思索が生み出した珠玉の言葉には、ひとつの確かな思想がある。初版以来、学問に志す多くの若者達の心をとらえ続けてきた名著である。

    ☆関連図書(既読)
    「旅人」湯川秀樹著、角川文庫、1960.01.15
    「人間にとって科学とはなにか」湯川秀樹・梅棹忠夫著、中公新書、1967.05.
    「宇宙と人間 七つのなぞ」湯川秀樹著、筑摩書房、1974.07.18

  • P118 人間は未来に対して無力である。小数の人にのみ付与された洞察力、ごく稀に現れる創意とによって、初めて現在の中に未来を見、未来が創り出されるのである。・・・そういう未来への考え方をしているところに共感した。簡単に夢を見たり、将来こうなりたいと言うけど、本当は、現在にしか生きてなんだと思った。また、『感覚は現在を現在として生きる。』見たり、聞いたり感じたりすることで、私は現在を生きているんだと思った。

著者プロフィール

1907年東京生まれ。京都帝大理学部物理学科卒業。39年、京都帝大教授となり翌年、学士院恩賜賞を受賞。43年文化勲章を受章。東京帝大教授も兼任。35年に「中間子理論」を発表した業績により49年、日本人初のノーベル物理学賞を受賞。様々な分野で多大な業績を残す。81年没。

「2017年 『創造的人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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