世界漫遊記 (講談社学術文庫 147)

著者 : 加藤周一

• 講談社

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2019年5月3日]

世界中のさまざまな国を訪れた著者の感想がまとめられている本です。とりあげられている国は、アメリカ、カナダ、メキシコ、香港、インド、ソ連、フランス、オーストリア、西ドイツ、スペイン、イギリスです。

ヨーロッパの思想や文学、芸術に造詣の深い著者らしい洞察が随所に見られるのはじじつですが、どの国を訪れても知識人としての立場を離れることがない点に本書の長所であるとともに欠点でもあるように感じられます。

著者プロフィール

評論家。「9条の会」呼びかけ人。

「2008年 『憲法９条　新鮮感覚』 で使われていた紹介文から引用しています。」