良寛 (下) (講談社学術文庫 211)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061582118

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  • 3月11日読了。

  • 「良寛は童心を持っていたという。子供のように澄んだ清らかな心を持っていた。そうしてそれだけ世の奸きつに傷つけられやすかった。だから、汚れのない無邪気な子供と遊ぶことに楽しさを見出した。安息の時を見出したのだ。」

    「子供と手毬をついて遊んでいる良寛さん」のイメージの裏には、良寛の宗教的、世俗的苦悩という背景があったことを考察する書。

    また、書の達人としても知られる良寛であるが、本書ではそれに対して批判的な考察も加えられている、というのも、良寛自身が自らを詩人といっておらず、「わが詩は詩にあらず」と言っているのであり、ある種のきれいな心情を書きしるした「日記」とみても良いのかもしれない。

    ある意味、その人間的苦悩の中に、私は良寛を「聖人君子」としての像よりも、近く感じる。

  • 晩年の良寛さんとその芸術に就て。
    顧みられないとしても、後年評価されるのならば、芸術をする意味はあるのではないかと思う。

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